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株式会社リクルートテクノロジーズ/UX Tokyo 坂田氏をお迎えし、サービスデザインについて以下の観点でご講演いただきました。
・これまでのUXとは異なるサービスデザイン特有の視点とは?
・サービスデザインに注目が集まる背景は?
・今後のものづくりに求められる変化は?
導入で紹介していただいた"Powers of Ten"という動画は、まさにデザインを捉えるスケールの拡張をイメージするのにぴったりでした。
What is Service Design? = ユーザーと対象サービスの背景に存在するサービス提供者が関わる接点全体をデザインの対象として捉えその最適化を図るアプローチ
「視野を拡げてみる」ということがすんなりと頭に入ってきたのではないでしょうか。フロントステージとバックステージのインタラクティブなコミュニケーションの重要性も認識できたと思います。
その後、Why Service Design? というお話の中で、ユーザー視点の拡張の観点をご説明いただきました。特定のユーザーのみを対象としたペルソナのアプローチから、ユーザーを囲むステークホルダーやオペレーションをも対象したアプローチへ。それは人間中心思想への原点回帰である!!という痺れる言葉です。
そして、聴講者のみなさんの心に響いたのは
People ignore design that ignores people.
人々を無視したデザインは、人々から無視される。
ということ。
ご講演の後は、株式会社インフォバーン 井登氏、辻村氏もが登壇され、3名によるあまりにも深いサービスデザインのディスカッションが始まりました。このような内容が大阪で聴けるなんて!と思った方も多かったのではないでしょうか?
もっと聞きたい、事例も詳しく知りたいという方が多かったため、また坂田氏にお話ししていただける機会を検討していきたいと思います。
モノからコトへ、製品からサービスへ。モノづくりを取り囲むように起きているこれらのパラダイムシフトを見極めながら、今回の主題であるサービスデザインの視点の多様性や可能性を探ります。
ゲストスピーカーとして HCD-Net の評議員でもあり、株式会社リクルートテクノロジーズのUXデザイナーとして公私共に活躍されている坂田一倫氏より、サービスデザインの基礎概念とベースとなる視点やフレームワークについてご教授いただきます。
後半のディスカッションでは株式会社インフォバーンの井登友一氏、辻村和正氏をお招きし、先日開催された Service Design Japan Conference 2016 で取り上げられた論点を交えながらサービスデザインへの転換を図る上でのヒントをご紹介いただきます。関西でサービスデザインに特化した初のイベントです。この機会をお見逃しなく、ぜひお越しください。
■日時:2016年3月4日(金) 17:00~19:15 (受付:16:30~)
19:30より懇親会を開催いたします(希望者のみ)
■会場:株式会社TAM
大阪市北区末広町3-7
http://www.tam-tam.co.jp/about/outline.html
■定員:45名(先着順)
■参加費:HCD-Net会員:3000円 / HCD-Net学生会員:1000円
一般:4000円 / 一般学生:2000円
■懇親会費:4000円(希望者のみ)
■プログラム:
17:00 ごあいさつ
水本 徹氏(HCD-Net理事・関西支部長)
17:10-18:30
プレゼンテーション「サービスデザインの骨格と視点」
坂田 一倫氏(株式会社リクルートテクノロジーズ/UX Tokyo)
18:30-19:15
パネルディスカッション「サービスデザインの解体」
井登 友一氏(株式会社インフォバーン)
辻村 和正氏(株式会社インフォバーン)
坂田 一倫氏(株式会社リクルートテクノロジーズ/UX Tokyo)
パネルディスカッションのアジェンダ:
・サービスデザイン時代を知る-なぜ、いまサービスデザインなのか
・サービスデザインを分解する-Service Design Japan Conference
・サービスデザインを組み立てる-サービスデザインのアプローチと今後の挑戦
19:30~ 懇親会(希望者のみ)
■参加申込み方法:(増席となり受付を再開します)
メールタイトルを「第61回HCD-Netサロン参加希望」として以下の内容を
hcdnet_registration@hcdnet.org へお送りください。
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氏名:
所属先名:
会員種別:正会員/賛助会員/学生会員/一般/一般学生
電話番号:
メールアドレス:
懇親会: 有 ・ 無
参加費領収書の宛名:
※記載がない場合は所属先名で発行いたします。
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※受付メールを事務局より返信いたします。参加費の支払い方法の案内は受付メールに記載されています。受付メールが2、3日(土日祝日を除く)で届かない場合は事務局にご連絡ください。請求書をご希望の場合は本文にその旨と、請求書のあて先と郵送先をご指定ください。
※不測の事態や事故等によりプログラムは変更される場合があります。予めご了承ください。