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●部門1:成果部門(HCD を適用してデザインした事例が対象)
●部門2:プロセス・メソッド部門(プロセスや手法、ツールが対象)
エントリーの締め切りは 2016年12月31日、 申請書類の締め切りは2月28日となります。
成果部門
概要
新たな審査基準を設定します。中間成果ではなくビジネスにおける具体的な最終成果があったプロジェクトに対して、HCDを使ってどのように最終成果を導いたか、またその成果の大きさを評価します。成果は高いレベルでもHCDとの関係性が見えない事案は、評価点が下がります。 また、HCD活動を上手に成果に繋げるようなケースは加点となります。
例)
・UX視点によるサービス導入により利用者満足度が30%増加した。
・機能と使い勝手が良いと市場で評判となりプロトタイピングツールとしてディファクトスタンダードとなった。
必須要件
ビジネス最終成果の程度を質、量ともに具体的に(例:売上、ブランド価値向上など)で示してある。 またHCD活動がその成果に貢献した関係性について、具体的な事例と共に記述してある。
審査のポイント
社会的に大きな影響を及ぼすような成果である。 プロセス面での特徴やHCDの貢献度が記述してある。
プロセス・メソッド部門
概要
モノ・コトづくりにHCDプロセスを効果的に導入した活動事例や手法の活用を評価します。本部門は前回までの審査基準を踏襲したものとお考えください。HCD導入やプロセスにおいて際立った取組みがあったかどうかを評価します。 HCD活動を行った結果、得られた成果などが述べられていれば、加点ポイントとなります。
例)
・エスノグラフィを用いた顧客の理解を行い要求仕様をまとめた。
・繰り返しユーザビリティ評価を実施しその結果をガイドラインにまとめた。
・組織内で誰でも簡単に実施できる観察手法を考案し、導入・普及した。
・新しいプロトタイピング手法を考案し、ツールを作成した。
必須要件
HCDプロセスの内容、用いた手法が具体的に記述されている。
審査のポイント
実践する上で他に比類のない試みやユニークさなどが記述してあり、HCD活動を進める際の新たな知見になる。 実践した結果の成果や波及効果、好評を博した事実などが具体的に記述してある。
審査の流れ
申請エントリーの手続き 2016年12月31日(土) まで
次の内容アウォード事務局宛にメールで連絡してください。
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タイトル:「HCDベストプラクティスアウォード2017を申請します」
送付先:secretariat@hcdnet.org
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メール本文に記載する情報
1自薦・他薦の区別
2 所属
3 代表者氏名(以後の連絡窓口とします)、Eメール
4 申請部門の明記:プロセス・メソッド部門 or 成果部門
5 テーマ名
申請時の提出物 2017年2月28日(火) 17時必着
・申請書
・補足資料(PPTや画像、ウェブサイトURL)
一次審査開始 2017年3月6日/二次審査の実施 2017年4月15日(土)/最終審査日 2017年5月中旬
審査について
事前審査1
HCD専門家による投票
事前審査2
事前審査1の投票結果も参考にしながら、HCD-Net審査委員会(※コアメンバーの事)が事前審査通過プロジェクトを選出する
最終審査
HCD-Net審査委員会と外部の有識者によるプレゼンテーション審査
事前審査2を通過した申請者は次の3点の実施をお願いします。
・最終審査で10分間のプレゼンテーション
・HCD-Netイベントで3分間のプレゼンテーション
・B0サイズもしくはA1サイズの大きさで1ページのポスター提出(研究発表会とHCD-Netウェブサイトでの公開用)
FAQ よくある質問
Q1) 社内でHCDを普及啓発する活動も対象になりますか?
A1) はい。活動のユニークな点や普及率などを示していただき、効果があったことが認められれば高い評価点を得られます。
Q2)成果とHCDの関係はどの様に示したら良いでしょうか?
A2)プロダクトやサービスをデザインして成果をあげる過程で、ユーザーの意見を聞いたり巻き込んだりしたかどうか、などが評価のポイントとなります。単に優れた技術により成果が出たなど、HCDとの関係が読み取れないような場合は、高い評価点は得られません。
Q3)審査はどの様に行われるのですか?
A3)HCD専門家とHCD-Net審査委員会で行います。事前審査として、HCD専門家が全応募をスクリーニングし、HCD-Net審査委員会が10件前後の最終審査の候補を選出します。次に外部有識者も交えて最終審査を行い、HCDベストプラクティスアウォードを選出します。なお最終審査に残ったものは後日プレゼンテーションをしていただきます。
Q4)書籍の場合は成果部門、プロセス・メソッド部門のどちらになるのでしょうか?
A)セールスポイントによります。例えば「販売部数が 100 万部を超えた」、「◯◯大学の教科書として採用された」などがセールスポイントであれば成果部門となります。また作り方に HCD を導入したような場合は、プロセス・メソッド部門となります。
以上です。ご応募をお待ちしております。