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HCD専門家・スペシャリスト資格更新制度規定
第1条 目的
特定非営利活動法人人間中心設計推進機構(以下、HCD-Net という)は、人間中心設計(以降、HCDと表記)を実践する専門家およびスペシャリストの資質の保持と向上を図り、その生涯教育を推進するために、人間中心設計専門家およびスペシャリストの資格更新制度を設ける。
この資格更新申請により、HCD に関連する実務活動、HCDに関連する学会・研究会等の参加・発表・運営等の活動、およびHCD-Netの活動・運営への参加、の事実を確認する。本規定は、その手続きを定めたものである。
第2条 資格の有効期間
人間中心設計専門家およびスペシャリストの資格(以下、資格という)は、3年間(正確には資格認定証に記載された期間)を有効期間とする。
第3条 資格更新の条件
資格更新の申請が行える対象者は、資格年会費を滞納なく納め、資格の有効期間内に実施されたHCDに関する活動を所定の資格更新ポイント(専門家は30ポイント以上、スペシャリストは20ポイント以上)で証明できる者とする。
更新ポイントには、3年の期間で原則1件以上3件以下のHCDに関連するプロジェクト活動によるポイントが含まれていることとする。
第4条 資格更新ポイント
(1)資格更新ポイントは、HCD に関連する実務活動、およびHCDに関連する学会・研究会等の参加・発表・運営等を対象として付与するものとする。付与する資格更新ポイントは、資格更新申請書に記載された「ポイント一覧表」のとおりとする。
(2)資格更新の審査にあたっては、当該資格の有効期間内の活動により取得したポイントのみを有効と認める。
(3)HCDに関連する学会・研究会等の参加・発表・運営等イベント参加ポイントの中には、HCD-Net関連(資格認定審査員を含む)のいずれかのポイントが含まれていなければならない。
第5条 資格更新の方法
資格更新の手続きは、以下の手順で行うものとする。本手続きについてはHCD-net事務局（以降、事務局と表記）が窓口として担当する。
(1)資格更新ポイント(専門家は30ポイント以上、スペシャリストは20ポイント以上)の取得
(2)所定の申請書類の提出
(3)書類審査
(4)認定
(5)更新料および資格年会費の納入
(6)新認定証発行
第6条 資格更新の申請
(1)資格更新の申請は、事務局より資格更新対象者へ周知された更新申請書受付開始から受付締切有効期限までの間に行わなければならない。
(2)以下に示すような正当な事由がある場合は、事由発覚後できるだけ早く、更新申請書受付締切までにHCD-Net事務局に届け出ることにより、資格更新の申請期限を最大1年間猶予される場合がある。
a.妊娠・出産・育児に伴う産休や育休（男女問わず）あるいは長期療養等による休職など、長期に関連業務に従事できなかった場合
b.海外研修等により、長期に海外に居住した場合
c.所属組織の倒産等の理由により、業務の継続が困難となった場合
d.その他、HCD-Net が正当な事由であると認めた場合
第7条 資格更新の申請書類
(1)資格更新を申請するにあたっては、以下に示す所定の箇所に記入した申請書を提出するものとする。
a.基本情報
b.HCDプロジェクト記述表
c.活動イベント参加ポイント記入表
(2)資格更新ポイント対象の学会・研究会等の参加・発表を証明できる書類(参加証、発表プログラムなどのコピー)の提出を求める場合がある。
第8条 資格更新料
資格更新にあたっては、別途定めた資格更新料を徴収する。
第9条 資格更新の審査
資格更新の可否は、申請書類に基づいて、HCD-Net専門資格認定委員会が審査する。
付則
この規程は、2010年4月1日から発効する。
特定非営利活動法人人間中心設計推進機構専門資格認定センター
改定履歴:
2014年4月1日改定 主内容(スペシャリスト資格の追加)
2016年5月12日改定 主内容(専門家およびスペシャリスト資格に字句訂正)
2017年10月1日改定 主内容(第3条の文面追加)
2018年8月1日改定 主内容(第1条、第3条の文面追加。第4条3項を追加)
2020年11月1日改定 主内容(第3条、プロジェクト件数の定義を3件→1件以上3件以下へ変更。第6条、更新手続き開始を有効期限3ヶ月前→事務局の周知開始に変更。また、更新猶予に関わる連絡期限を更新申請受け詰め締め切りまで、最大1年間の猶予と定義。第7条、書類名変更による記載修正)
