HCDコラム

この春より理事を拝命いたしました玉飼です。HCD-Netの体制もこの春より大きく変わりましたが、これは世の変化を受けてHCD-Netも変わるタイミングが来ているのだと感じています。コラムの枠をいただきましたが、新任という折角の機会ですので理事会の様子をカジュアルに伝えてみたいと思います。

理事会というとやもすると予定調和な密室会議のような印象を持たれているかもしれませんが(自分もかつては…)、今現在、変化すべきは変えるという基本姿勢をもとにフラットな意見交換がされていると申し上げていいと思います。例えば篠原理事長は実に精力的に各事業部の状況を収集されて来られますし、長谷川副理事長など議論の場に本質的かつラジカルな玉をよく投げ込まれますし、幸い議論の場において妙な忖度や同調圧力は感じておりません。また事務長の中村さんが雑なオーダーや細かなタスクもしっかり拾ってくださるので堅実な運営が回っています。

結果、以前ご心配をかけていた財務面のガバナンスについては過去の反省を踏まえ費消に合わせてチェックプロセスが走るようにりましたし、HCD-Netの今後の方向性についても(内向きにならず)対外的なポジショニングも踏まえて建設的な意見が交わされています。議論途上のものではありますが、HCD-Netのサイトの「理事長よりご挨拶」のページにて篠原理事長がまとめてられていますのでご参考ください。
https://www.hcdnet.org/organization/message.html

NPOという枠で活動している以上、根っこにあるのは参加している方々の面白さややる気が(理事も含めて)原動力です。会員の皆様のご協力や熱意を受けより社会的にも影響力のある活動にしていければと思いますので、今後とも積極的なご支援、末席の私からもお願い申し上げます。


HCD-Netで人間中心設計を学ぶ

HCD-Net(人間中心設計推進機構)は、日本で唯一のHCDに特化した団体です。HCDに関する様々な知識や方法を適切に提供し、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会づくりに貢献することを目指します。

HCDに関する教育活動として、講演会、セミナー、ワークショップの開催、 HCDやユーザビリティの学習に適した教科書・参考書の刊行などを行っています。