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毎年恒例のHCD-Netフォーラムですが、2019年度は、11/29(金)30(土)に東海大学高輪キャンパスで開催します。これから企画や準備を開始しますので、このコラムでは毎年の準備の様子をお知らせしたいと思います。コラムを読んで興味を持たれた方がおられましたら、ぜひ一緒に実行委員として活動しましょう(募集要項は末尾)。
HCD-Netフォーラムは毎年10名程度の実行委員会を立ち上げて、そのメンバーで企画、運営をしています。だいたい4~5か月前から始まって月1回程度5,6回の実行委員会を行います。まずその年のフォーラムのテーマを設定します。最近のテーマは、2016年がイノベーション、2017年がモビリティというトレンドの話題や業界、外からHCDを考えたのに対して、2018年は、新理事長をはじめとした新生HCD-Netを紹介すると共に、「あらためてHCDを考える」という内からHCDを考えるテーマでした。今年はどんなテーマが良いでしょうか。
テーマの次にはプログラムの内容を決めていきます。講演者の選定では、皆で「この人の話をききたい」「この前聞いた○○が面白かった」などを出し合っていきます。テーマとの関連性など話しながら候補を挙げていきますが、色々出し合うと、実行委員と講演者の意外なつながりが発見できたりします。知り合いの委員がいればその人から候補者への依頼、アプローチを行いますが、全く伝手が無ければ、ホームページのお問い合わせから依頼することもあります。
この数年は、講演以外にHCDによるキャリアを考えるワークショップや、教育的なセミナー、飛び入り参加可能なライトニングトークなども実施しています。学生も参加しているから初学者むけのプログラムを入れよう、参加型と聴講型を取り交ぜよう、などとこちらもプログラムの企画のしどころになります。
今年のフォーラムの中では、冬期研究発表会(11/30)、リニューアルしたアウォード表彰(11/29)の実施はすでに決まっていますので、ぜひ発表やエントリーをお願いします。
さて、運営側として最も気になるのは集客です。HCD-Netのメーリングリストやサイトで案内する以外に、協賛・後援団体へご案内をしています。Peatixの申し来みが即時支払になったためか、確実に参加できることが決まってからでないと申し込まれないようで、結構な直前まで参加者が少なめだったりします。そこからは、実行委員、HCD-Net理事のあらゆる伝手を使ってテコ入れをしますが、毎日参加者数をにらみながら冷や冷やしています。
そうして迎えたフォーラム当日。実行委員は司会、アテンド、ファシリテーションなど各々役割分担がありますが、学生アルバイトさん達に、受付、タイムキーパー、マイク、写真撮影などを担当してもらい、基本的には自分たちの聞きたかった講演やセミナーを興味深く聞くことができます。無事フォーラムが終了した後は、最後の実行員会で、振り返り、収支報告、来年度への課題を話しておいしいお酒で打ち上げて、報告書に仕上げれば、その年のフォーラム実行委員会は解散になります。
HCD-Netフォーラム2019実行委員をやりませんか?
★募集要項★
・数名(応募者多数の場合は抽選)
・企画に参加していただける方
・実行委員会 計5~6回開催に参加できる方(オンラインも可)
・専門家、スペシャリストのポイント対象(1ポイント/回)
・専門家やスペシャリストでなくても正会員、学生会員、賛助会員企業の方であればOK
希望者は、7月5日までに以下にご連絡ください。
フォーラム実行委員会メーリングリスト forum@ml.hcdnet.tokyo