HCDコラム

はじめまして、昨年2019年12月に理事に就任することになりました加藤公一と申します。私は名古屋のメーカーに勤めながら、HCD-Netの中では教育事業部の所属しています。そして今年2020年からはHCD-Netで2つめの地方支部である東海支部を立ち上げ、支部長として活動をさせていただいております。
今回はこのコラムの中で、東海地方での今までの教育活動の取り組みを簡単に紹介させていただきたいと思います。

私が教育事業部に関わわり始めたのは2015年からでした。その年から昨年2019年まで5年間で計27回のセミナーを名古屋で開催してきました。そして、のべ812名と多くの方に参加していただきました。

2015年はユーザビリティ評価のセミナーを開催し、2016、2017年はペルソナ開発やカスタマージャーニーマップなどのUXデザインの基礎的な内容のセミナーを開催しました。
続く2018、2019年にはUXデザインの一連のプロセスを5回連続で学ぶUXデザイン連続セミナーを開催しました。

2017年までのセミナーでは、名古屋という土地柄か受講者少ないときもあり、なかなか多くの方に学びを提供することができていませんでした。それでも試行錯誤を繰り返して活動を続けてきた成果が出てきて、2018、2019年のUXデザイン連続セミナーはおかげさまで満席となりました。5年間活動を続けてきて東海地方でのUXデザインへの関心がだんだんと高まったきているのを実感してきました。

その関心の高まりとともに今年2020年に東海支部を立ち上げました。しかしご存知の通り新型コロナウイルスの影響で対面でのセミナーの開催が難しくなってしまいました。ただ、そこは時代の変化に合わせオンラインでのセミナー開催に切り替え今年も活動を続けております。

今後も東海支部では、製造業のメーカーが多く存在する東海地方のニーズに合わせた活動をしていきたいと思いますので、今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。


HCD-Netで人間中心設計を学ぶ

HCD-Net(人間中心設計推進機構)は、日本で唯一のHCDに特化した団体です。HCDに関する様々な知識や方法を適切に提供し、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会づくりに貢献することを目指します。

HCDに関する教育活動として、講演会、セミナー、ワークショップの開催、 HCDやユーザビリティの学習に適した教科書・参考書の刊行などを行っています。