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毎年開催している関西フォーラムは、テーマ検討から始まります。
昨年は「今だったらやっぱりAIだよね~」ということで「AIと人間中心設計」になり、今年は「色々言われているけれど、関西だと万博はやっぱり気になる」という声から始まり、そして3年前の東京オリンピックが無観客開催だったことを忘れてしまうほど、いま街にはインバウンドの方が多くなっていることや、パリオリンピックの盛り上がりを見て『おもてなしと多様性のデザイン』を考えることとしました。
午後1件めの講演「多様性と心くばり」では観光、ユニバーサルツーリズム、子どもユニバーサルデザインなどのお話をきくことができます。
午後2件めの講演「日本の公共サインの課題 ー外国人のおもてなしを考えるためにー」は授業でピクトグラムについて教えた時に、留学生の見え方が違っているのに気づいたのがきっかけで、著書を拝見して、お話を聞きたくてご依頼しました。
(ちなみに、留学生は温泉マークが”ラーメンに見える”というのです)
また、インクルーシブデザインについては、できるだけ気づきを得られるような体験型のコンテンツを用意しています。午前中の「観察と対話から生まれる、インクルーシブデザイン」のワークショップは、車椅子ユーザーと一緒に普段の生活を共有しながら「ちょっとした日常商品」を考えます。
午後3件目の講演「多様な人の経験がアイデアのヒントになるインクルーシブデザインの活動」では、講演に加えて、デザインスタジオCULUMU様が活用されているインクルーシブデザインカードの実物の見学会もあります。
夕方には会場にて交流会も用意しています。講師の先生みなさまにも参加いただきますので、まさに交流、質問し放題です。
ぜひ関西にいらして対面でお会いしましょう!
ご都合が合わない場合でも、オンラインも用意しています。
詳細はこちらのURLをご覧になり、お申込み下さい。
https://www.hcdnet.org/hcd/event/entry-2167.html