HCDコラム

  広報社会化事業部では、7つのセグメント向きの情報提供とカタログ作成のプロジェクトを開始しています。これは、HCD-Netの対象ユーザーの中より、本年度は7つのセグメントを選定して、それぞれの対象ユーザーを考慮した「広報」や「情報提供」をするとともに、「今後のアプローチ」について考えるヒントになればとも考えています。

  今年度に対象とする7つのセグメントは、1)HCD 専門家、2)ITシステム/メーカーエンジニア、3)ウェブアプリエンジニア、4)アカデミック(教育・学生)、5)マネジメント・経営者、6)スタートアップ・新規事業関連者、7)公共・行政関連者、です。今年は、まずはこの7つのセグメントに向けたカタログ作成などからスタートして、来年度以降に、対象となるセグメントを増やしたり見直しをしていく予定です。現在のHCD-Netの会員を見てみると、1)の会員がとても多く、次に2),3),4)に含まれる会員がいます。この2),3),4)の分野の人にもさらに多く入会をしてもらいたいのですが、 5),6),7)のセグメントの会員がとても少なく、今後このような分野の人たちにHCDを普及させたいという期待もあります。

  また、この7つのセグメントに向けたカタログ作成に関して、HCDのアプローチを活用して、対象ユーザーを明確にして、コンセプト、プロトタイプ作成、ユーザー評価などのプロセスを導入していく予定ですので、皆様のご協力をお願いいたします。


HCD-Netで人間中心設計を学ぶ

HCD-Net(人間中心設計推進機構)は、日本で唯一のHCDに特化した団体です。HCDに関する様々な知識や方法を適切に提供し、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会づくりに貢献することを目指します。

HCDに関する教育活動として、講演会、セミナー、ワークショップの開催、 HCDやユーザビリティの学習に適した教科書・参考書の刊行などを行っています。