海外カンファレンス報告

  インドネシアのSIGCHI Chapterは昨年結成されたが、その第一回の大会がバンドゥンで開催され、キーノートやワークショップ開催等に招待されて参加してきた。会期は二日間で、キーノートは僕を含めて4人。他の三人はオーストラリアからの参加。現在はオーストラリアのパースの大学に勤めているEunice Sariが中心人物で、指導力を発揮して実に良く働いていた。発表は2トラック、他に学生のコンペ(市内での洪水にICTで如何に対処できるかをプロトタイプによって示す)やワークショップ2トラック、インダストリアルトークなどがあり、三日目はCultural Tour。

  全般に、インドネシアならではのテーマに対して地道なアプローチを行っている様子が感じられた。手技法的にはまだまだという点もあったが、100名ほどの参加者の真摯な態度には将来の発展を予感させるものがあった。今後、毎年開催される。

 

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HCD-Net で人間中心設計を研究する

HCD-Net(人間中心設計推進機構)は、HCDやユーザビリティに関する学際的な知識を集め、それらを研究する方々への指導的役割を果たすべく活動しています。

HCD-NetにはHCDの研究者も数多く参画し、研究会の開催、機構誌の発行など、専門家による情報交換を活発に行っています。