更新日:
SF-SIGは、SF映画を素材として活用し、そこに描かれた未来のインタフェースやUXを通じて人間と人工物の関係を研究し、未来のための人間中心設計のあり方を考えるSIGです。社会や人間との関係まで含めて、利用状況に適した人工物がデザインされているか、いないとしたらどこに問題があり、どのようにすればよりよいデザインになるかを考えるのはHCD-Netの課題であると思います。
最初の映画としては「Minority Report」を取り上げました。
昨年11月1日の第1回目の会合より活発な議論を重ね、特徴的な45のシーンを抽出しました。それを俯瞰しながら、インタフェースやUXの内容を精査しました。その結果、「音声インタフェース」「記録メディア」「懐古的な道具のメタファ」「移動体(車)」の4つに絞り、グループワークを通じて更に検討を重ねました。
去る3月23日(金)には、永田町の三菱総研会場にて、第3回目の会合を行いました。4つの要素に対するまとめワークを行い、成果を共有しました。この成果については折りをみてご報告致します。
次回の第4回は、6月1日(金) 18:30-20:30の予定で、「Iron Man2」を題材として取り上げ、今までの手順に沿って特徴シーンを議論する予定です。事前に各自「Iron Man2」を観て、特徴シーンを抽出してくることが宿題となっております。会場は同じやはり永田町の三菱総研オフィスをお借りする予定です。主催はSF-SIGですが、まだSIG登録をしていない方の参加も歓迎いたします。SIGへの登録はHCD-Net事務局へご連絡下さい。なお、当日会場建物に入るため事前登録が必要となります。参加をご希望の皆様は、事前にSF-SIGへの登録後、メーリングリストへご連絡をよろしくお願い致します。