更新日:
人間中心設計機構では、ET2010 組込技術展の企画の一部として、下記のフォーラムの企画をしています。
今後、詳細の内容に関して、お伝えしたいと思いますが、まずは皆様の日程の確保をよろしくお願いいたします。
タイトル:ET2010 カンファレンス・スペシャルプログラム
「人間中心設計フォーラム2010 - 組込型ソフトウエアのためのユーザビリティと事例」
日時:12月1日(水)10:00-12:00
場所:パシフィコ横浜
参加者:200名程度
会場:ET2010 組込技術展 http://www.jasa.or.jp/et/
主催:人間中心設計機構
内容:代表的な各社のHCD事例の紹介
人間中心設計機構では、ET2010 組込技術展の企画の一部として、下記のフォーラムの企画をしています。
詳細の内容が確定して、参加申込が始まっています。
■タイトル:ET2010 カンファレンス・スペシャルプログラム
「人間中心設計フォーラム2010 - 組込型ソフトウエアのためのユーザビリティと事例」
■日時:12月1日(水)10:00-12:00
■場所:パシフィコ横浜
■参加者:200名程度
■会場:ET2010 組込技術展 http://www.jasa.or.jp/et/
■主催:人間中心設計機構
■10:00~10:30
NECにおける人間中心設計へのアプローチと事例
河野 泉 氏、NEC マーケティング本部 ユニバーサルデザイン・ブランド戦略室 マネージャー
【講演概要】NECでは、アクセシビリティやユーザビリティに優れ、イノベーティブな商品を開発するために、人間中心設計に基づいた様々な活動を行っている。はじめに、NECグループにおける人間中心設計の考え方や、グループ内の推進活動を紹介する。次に、いくつかの具体的なソフトウェア製品において、開発プロセスの中に人間中心設計をどのように取り入れたかを述べ、その成果を紹介する。
【プロフィール】1991年大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程終了。同年NEC入社。R&D部門にて、擬人化インタフェースや情報ナビゲーションなど、ユーザーインタフェースの研究に従事。2009年より現所属部門にて、ユニバーサルデザインと人間中心設計のNECグループ内への浸透・推進活動に従事。
■10:30~11:00
Epsonにおける、モバイルビジネスプロジェクターのHCD開発事例
木村 祐介 氏、セイコーエプソン株式会社 機器デザインセンター 係員
【講演概要】2009年に発売したビジネスプロジェクターに、手間なく投写画面を最適に自動調整する機能を搭載した。開発過程で、社員を使用者に見立てた評価を実施し、使用者の観点より「操作しやすさ」や「分かりやすさ」に関して、課題を抽出し、改善を行った。発売後も、次機種に向けた改善課題抽出のため、同様に社員評価を実施し、更なる改善に向けた検討を進めている。
【プロフィール】製品のユーザビリティ評価、および、デザイン外観評価など、使いやすさやデザインに関わる調査・評価業務を担当
■11:00~11:30
京セラにおける人間中心設計へのアプローチと事例
渡辺 英範 氏、京セラ株式会社 通信機器関連事業本部 移動体通信機器統括技術部 移動体第2技術部 ユーザビリティ部 責任者
【講演概要】京セラにおける人間中心設計へのアプローチと事例を紹介する。「人間中心設計の効果と京セラの捉え方」、「携帯電話端末の開発における活用事例」、「これまでの人間中心設計活動」、「人間中心設計活動の課題」について紹介する。
【プロフィール】釧路工業高等専門学校卒業。通信機器・計測機器メーカーを経て京セラ株式会社入社。京セラでは携帯電話端末のソフトウェア開発を担当し、ソフトウェア開発部門責任者、オフショア推進責任者を歴任。2005年よりユーザインタフェース設計を担当し、2009年より現職。
■11:30~12:00
これからの人間中心設計のアプローチとは
山崎 和彦 氏、千葉工業大学 工学部デザイン科学科 教授
【講演概要】急速に変化している経済や市場の状況を考慮して、人間中心設計という観点より検討すべき点、これからの人間中心設計のアプローチ、ものづくり、手法やプロセスは、どのようになっているのだろうか? また、どのように企業に導入するのか、どのように企業で対応するのかなどについて解説する。
【プロフィール】京都工芸繊維大学卒業、2002年博士(芸術工学)号授与、2003年日本IBM(株)ユーザーエクスペリエンスデザインセンター・マネージャー (技術理事)、2006年東京大学大学院博士課程満期退学、2007年より現職。人間中心設計機構副理事長、日本デザイン学会評議員。大学教育と人間中心設計やデザインに関わるコンサルティングに従事。おもな著書は「使いやすさのためのデザイン」。iF賞、IDEA賞など国際的なデザイン受賞多数。