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人間中心設計機構では、ET2014組込技術展の企画の一部として、下記のフォーラムの企画をしていますのでご連絡します。申込や詳細情報はET2014のWebサイトをご覧になってください。
皆様のお越しをお待ちしております。
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■タイトル:ET2014カンファレンス・スペシャルプログラム
「人間中心設計フォーラム2014 -組込型ソフトウエアのためのユーザビリティと事例」
■日時:11月20日(木)14:00-16:00
■場所:パシフィコ横浜(みなとみらい駅)会議センター5階 502
http://www.pacifico.co.jp/visitor/accessmap.html
■詳細・カンフェランス登録:http://www.jasa.or.jp/et/ET2014/conf/confpage-c03.html
■申込は下記より来場事前登録をしてから、上記のカンフェランス登録をします。
https://ics-event.smktg.jp/public/application/add/187?lang=ja
■14:00-14:20 NECのソーシャルバリューデザインの取組み
NECでは、人間中心設計やデザイン思考を用いて、社会やお客様のビジネスに新しい価値を提供するソーシャルバリューデザインに取り組んでいる。ソーシャルバリューデザインでは、人の視点で価値を向上させるユーザーエクスペリエンスと、社会の視点で価値を向上させるソーシャルエクスペリエンスの2つの視点で未来を描き、イノベーションの創出を目指している。ソーシャルバリューデザインの考え方と具体的な開発事例を紹介する。
[講師]河野 泉 氏 NECものづくり統括本部デザイン戦略グループマネージャー
[プロフィール] 大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程終了。1991年NEC入社。R&D部門にて、ヒューマンインタフェースの研究に従事。2009年よりユニバーサルデザイン、人間中心設計、ユーザーエクスペリエンスのNECグループ全社推進活動に従事。
■14:25-14:45「うれしい体験パターン活用ガイド」 のご紹介ーオフィス機器における顧客価値向上のための
JBMIA ヒューマンセンタードデザイン専門委員会では、ユーザビリティのよい製品やサービスづくりのために、「ユーザー」を中心とした設計思想に基づく活動を実施している。2009年から「魅力的なユーザビリティ」や「長期的ユーザビリティ」に取り組み、
そのまとめとして、2014年に「事務機におけるうれしいパターン集」の作成を行った。
オフィス機器の顧客価値向上に役立つ「うれしいパターン集」とその利用方法を紹介する。
[講師]星野 直樹 氏 東芝テック株式会社商品・技術戦略企画部デザイン室主務
[プロフィール] 東芝テック株式会社 商品・技術戦略企画部 デザイン室
にてUXデザインやユーザビリティ評価、人間工学的検討、アクセシビリティなどを担当。1999年千葉大学大学院自然科学研究科卒業。2008年日本人間工学会認定人間工学専門家。2011年UPA参加。2012年JBMIA
ヒューマンセンタードデザイン専門委員会 副委員長。
■14:50-15:10 KDDI研究所におけるHCDの取り組み
KDDI研究所におけるHCDに関連した二つの取り組みについて紹介する。一つは、実践的な取り組みとして、auショップの店舗改善の事例について、もう一つは、研究開発を進めている対話インタフェースの応用として、「ねぇねぇ、ぺらたま」というスマートフォン向けのゲームアプリの開発事例である。前者ではお客様の状況把握から改善に至る経緯について、後者では対話インタフェースの課題抽出からゲームシナリオの作成に至る経緯について主に解説する。
[講師]矢崎 智基 氏 株式会社KDDI研究所ユーザインタフェースグループ研究マネージャー
[プロフィール] 1998年国際電信電話(株)(現
KDDI株式会社)入社。(株)KDDI研究所にて光通信用デバイス、空間光伝送技術の研究に従事。2011年より情報通信機器のユーザインタフェースに関する研究に従事。HCD-Net認定人間中心設計専門家。
■15:15-15:35 新規事業/新規デバイス分野におけるHCDの推進事例
ユーザー視点を持ちながら新規事業や新規デバイスの開発と連動した製品・サービス提案をどのように具体化していくか、実際の事例をまじえながらシャープでのHCD推進状況を紹介する。
[講師]佐藤 啓一郎 氏 シャープ株式会社プロダクトビジネス戦略本部デザインセンターUXデザイン室室長
[プロフィール] シャープ株式会社にプロダクトデザイナーとして入社。90年代より製品のUIデザインに取り組み、現在はスマートフォンからホームアプライアンス、BtoB製品・サービス事業まで広くUXの開発に携わる。
■15:40-16:00 人間中心設計とデザイン思考の活用
デザイン思考という考え方を導入しようとする企業が多くなっている。製品・サービスのイノベーションのためにデザイン思考の活用の可能性がある。ここでは、人間中心設計とデザイン思考を解説して、どのように人間中心設計やデザイン思考を活用していくのか解説する。
[講師]山崎 和彦 氏 千葉工業大学デザイン科学科教授
[プロフィール] 京都工芸繊維大学卒業,2002年博士(芸術工学)号授与,2003年日本IBM(株)ユーザーエクスペリエンスデザインセンター・マネージャー
(技術理事),2006年東京大学大学院博士課程満期退学,2007年より現職。人間中心設計機構副理事長,日本デザイン学会評議員。大学教育と人間中心設計やデザインに関わるコンサルティングに従事。おもな著書は「使いやすさのためのデザイン」。iF賞、IDEA賞など国際的なデザイン受賞多数。