セミナー・サロン

イベント概要

HCDの基本であるユーザビリティの基礎と、ユーザーによる評価の技術を学ぶシリーズセミナーを開催します。本セミナーでは、認知科学的視点に基づいたユーザビリティの基礎と、ユーザビリティ評価に関する理論・計画立案・実査・分析まで、体系的・体験的に学ぶことが出来ます。
4、5名でチームを組んでいただき、チームメンバーのどなたかの実際のプロダクト/サービスを評価対象にご提案いただく形で、実務としてリアリティのある演習をご体験いただけます。一昨年・昨年と、東京・名古屋で開催し、ご好評いただきました。
デザイナー、エンジニア、企画、広報、品証など様々な分野の方の参加をお待ちしています。今回は大阪開催となります。近県の方など、是非この機会をご活用ください。

なお、本セミナーは以下のHCD基本コンピタンスに関係する内容となります。
A9. デザイン仕様作成能力
A12. ユーザーによる評価実施能力
A13. 専門知識に基づく評価実施能力

■日時:
第1回セミナー:2016年7月11日(月)12:30~17:30 (受付:12:00~)
「ユーザビリティ基礎講座とインスペクション評価」
第2回セミナー:2016年7月12日(火) 9:30~17:30 (受付:9:15~)
「モデレーション講座とユーザーテスト実査演習①」
第3回セミナー:2016年7月21日(木) 12:30~17:30 (受付:12:15~)
「ユーザーテスト実査演習②」
第4回セミナー:2016年7月22日(金) 10:00~18:00 (受付:9:45~)
「認知・心理講座と評価結果分析、まとめ」

■履修証明証:全4回履修された方には「履修証明証」を交付致します。

■講師:古田 一義氏(道具眼)

■会場: ヤンマー株式会社 本社
(大阪市北区茶屋町1-32 YANMAR FLYING-Y BUILDING)
https://www.yanmar.com/jp/about/company/yanmar/

■定員:25名(先着順)
※見学者の募集は行いません。

■参加資格:
原則申し込んだ本人が全セミナーに参加してください。

■参加費:
HCD-Net会員:20,000円 / 一般:30,000円
※一括事前納入(返金は致しません)

■懇親会:
7月22日(金) 18:15~ 同会場にて (希望者のみ・費用4,000円)

演習のテーマの決め方

本セミナー内の演習はよりリアルなテーマ(評価対象)で実査を体験できることを目指しています。講師側で架空のテーマや一律のテーマを押しつけるのではなく、参加者の方が実際に携わっておられるプロダクトやサービスを対象とし、できる限り実務に近い状況で実施したいと考えています。「是非自分のところのプロダクト/サービスで演習をしたい!」という方はテーマを応募してください。

テーマの応募

セミナーお申込み後に、応募受付開始します。
原則としてテーマの内容については問いませんが、次の条件を満たす必要があります。
・実際に動作するプロダクト/サービスを会場で利用できる(動作に必要な装置を持参できる)
・所属先のコンセンサスが得られる(未発表のものなどは必ず了承をとってください)

モニタ役はチーム間でモニタ役を派遣しあう形式になります。
また高度に専門的なプロダクト(例:医療従事者を対象とする医療器具など)については、実際の利用者に近い人を呼べるわけでないことをご承知おきください。あまりに数が多い場合は事前に締め切ったり、一定の選考をさせていただく場合があります。

チーム作りの方法

(1)テーマ応募者は、当日、他の参加者にテーマについて簡単なプレゼンをする
(2)各参加者は自分の業務ジャンルに近い/興味があるなどの理由で、参加したいテーマに投票する
(3)全体としては5、6件のテーマを選抜してチームを作る(チーム数、チーム人数は参加者確定後に決定)

テーマの評価計画

(1)チーム編成後、テーマ提案者はクライアント役も兼任し、チームに対して評価対象の概要と、どういう点を評価したいかを伝える
(2)チーム全員でプロジェクトの方向性、目的を決定する
(3)(2)に基づきチーム全員で評価対象をインスペクション評価し、潜在的な問題点を抽出し、ユーザビリティテストのタスクを検討する
(4)(3)に基づきテストを実施する
(5)分析後、結果報告スライドを作成しチーム間でプレゼンテーションを行う

テーマ提供により得られるもの

  • プロの指導を経たユーザビリティ評価計画
  • 数人分のユーザーテストデータと簡易報告書
  • 第三者であるチームメンバーによるインスペクション評価結果

これらの結果を追加料金無し(テーマ提供者ではない受講者と同額)で持ち帰ることができます。
たくさんのご応募お待ちしております。「こんなプロダクトでも応募して良いか?」などご質問もお気軽にお寄せ下さい。
質問先:secretariat@hcdnet.org (HCD-Net事務局)

参加申込方法

メールタイトルを「ユーザビリティ評価@関西参加希望」として以下の内容を
hcdnet_registration@hcdnet.org までご連絡ください。
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氏名:
所属先名:
会員種別:正会員/賛助会員/学生会員/一般/一般学生
電話番号:
メールアドレス:
懇親会: 有 ・ 無
参加費領収書の宛名:
※記載がない場合は所属先名で発行いたします。
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※受付メールを事務局より返信いたします。参加費の支払い方法の案内は受付メールに記載されています。受付メールが2、3日(土日祝日を除く)で届かない場合は事務局にご連絡ください。請求書をご希望の場合は本文にその旨と、請求書のあて先と郵送先をご指定ください。

※不測の事態や事故等によりプログラムが変更される場合があります。予めご了承ください。


セミナー・サロンレポート ※研究発表会は「研究会」ページをご覧ください

アーカイブ(すべてのセミナー・サロン開催概要)※研究発表会は「研究会」ページをご覧ください

動画チャンネル

一部の講演は動画チャンネルで見ることができます。

HCD-Netで人間中心設計を学ぶ

HCD-Net(人間中心設計推進機構)は、日本で唯一のHCDに特化した団体です。HCDに関する様々な知識や方法を適切に提供し、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会づくりに貢献することを目指します。

HCDに関する教育活動として、講演会、セミナー、ワークショップの開催、 HCDやユーザビリティの学習に適した教科書・参考書の刊行などを行っています。