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人間中心設計機構では、ET2017/ IoT Technology 2017展示会の企画の一部として、下記のフォーラムの企画をしましたのでご連絡します。皆様の積極的な参加をお待ちしています。毎年、人気のセッションとして満員になる場合もありますので、お早めに申し込まれることをおすすめします。
申込や詳細情報は下記のET2017のWebサイトをご覧になってください。
皆様のお越しをお待ちしております。
■タイトル:ET2017カンファレンス・スペシャルプログラム
「人間中心設計フォーラム2017 使いやすいIoTとソフトウェアを目指して」
■日時:11月15日(水)14:00-16:00 会議センター[503]
■場所:パシフィコ横浜(みなとみらい駅)
http://www.jasa.or.jp/expo/
■詳細・カンファレンス登録:
http://www.jasa.or.jp/expo/conference2017/confpage-c02.html
■内容
■リコーにおける新規事業開発でのHCD活動事例
□内容:新規事業に必要な新しい価値の提案に向け、現場に入り込むエスノグラフィとプロトタイピングによる探索チームを立ち上げ、新規商品・サービスの提案を行ってきている。 360度カメラ RICOH THETA を用いたソリューションを例に、新しい商品・サービスの成立に必要な要素を踏まえたHCDプロセスの実践事例を紹介する。
□講師:望主 雅子(株式会社リコー SmartVision事業開発本部 市場開拓グループ)
■トッパン・フォームズにおけるHCD活動事例
□内容:金融系帳票から流通系ダイレクトメール、Webなどの評価、改善。それらの実践から得られた、ユーザビリティ改善を阻む組織構造的問題の考察。トッパン・フォームズは、データと連携した印刷に特化しており、銀行や保険などの金融系帳票、通販のダイレクトメールなどで日本でトップシェアである。金融系の印刷物は内容が専門的という特徴がある。当社はそれらの改善に向け、視線計測や脳波計測なども用いた各種ソリューションを用意しており、ソリューションと改善事例を紹介する。また、日ごろの活動を通じて得られた改善の組織構造的問題を紹介する。
□講師:指澤 竜也(トッパン・フォームズ株式会社 企画販促統括本部企画本部マーケティング部)
■Orphe、スマートフットウェアの開発デザイン事例
□内容:本公演では2016年9月より世界に先駆けて発売されグッドデザイン賞、メディア芸術祭等注目を集めたスマートフットウェア「Orphe」の開発事例を紹介しながら、IoT製品、ウェアラブル製品の企画の手法や、またスタートアップ企業のような少人数体制におけるデザイン、製造といった開発プロセスについて考察する。
□講師:菊川 裕也(株式会社no new folk studio 代表取締役社長)
■エクスペリエンスデザインによる価値創出 ーUXの価値・意味・人間中心主義からの脱却による価値の捉え方
□内容:国内産業においてイノベーションの必要性が叫ばれて久しく、多くの産業・企業が技術革新を中心としたイノベーションの創出に取り組んでいる。片方で、世の中からイノベーションと評価されるサービスや製品が数多く出ていない状況も事実である。価値やニーズが複雑化する今の時代において企業は、技術的側面と市場的側面に加えて、顧客たる生活者や製品・サービスの利用者に対して革新的な価値を提供するためには、「何を価値と見るか?」の視座と視点の転換が求められている。このような視座と視点の転換を行うためにデザインが貢献できることは何か?について、本講演では話題提供したい。
□講師:井登 友一(株式会社インフォバーン 取締役 執行役員 京都支社長)
■IoTのためのHCD/UX活動のアプローチ
□内容:これからのIoTを活用した製品やサービスの企画開発の検討する上で、ユーザーエクスペリエンス(UX) のアプローチは不可欠である.IoTによりユーザーの行動はデータとしてインターネットを経由して集約され、AIなどによりデータ活用することが可能となる.ここでは、HCD/UXを活用して、ユーザーにとって価値あるシステムを設計するアプローチを事例を通して解説する。
□講師:山崎 和彦(千葉工業大学知能メディア工学科・教授、人間中心設計機構副理事長)