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イベントレポート
12月13日（木）、ラクスル株式会社様の会場にて「コラボレーティブ・デザイン」を開催しました。
ラクスル株式会社様との協賛セミナーの第4回です。
講師の中村さんから、コラボレーティブ・デザインの紹介とともに、コラボレーティブ・デザインをとりいれる理由、実践で取り入れる際のポイントの解説をしていただきました。
ワークショップでは、課題の前提条件を受講者同士で確認し、前提条件を満たすアイデアを創出、お互いのアイデアを評価したあとで、一つのアイデアに集約していく、といった、コラボレーティブ・デザインの全体の流れを体験いただけるよう進められました。
コラボレーティブ・デザインの解説では、どのような内容を行うかだけでなく、ミーティングの際にメンバーに何を伝えるか、どの程度の規模感で行うか、アイデア（ワイヤーフレーム）を書くときの注意点など、日々、実践の現場で活動されている中村さんのファシリテーションの知見も詰まった内容になっていました。ワークショップでは、みなさん、真剣かつ楽しそうに取り組んでいました。
セミナーアンケートでは「コラボレーティブ・デザインの流れが理解できた」「具体的な内容で役立てやすそうだった」などの声をいただきました。短時間ではありましたが、現場にとりいれるところまでイメージできたのではないかと思います。
概要
今年度、HCD-Netとラクスル株式会社（HCD-Net賛助会員）はエンジニアやデザイナーなど設計する立場の方向けのセミナーを開催してきました。最終回はラクスル株式会社主催で「コラボレーティブ・デザイン」です。
アジャイル開発を採用しているIT企業では、素早くプロダクトを世に送り出すための「スピード感」が強く求められます。その中で、デザイナーがスピード感に対応するためには、複雑なユーザー要件に加え、ビジネスやシステム要件をもれなく理解し、それらを素早くUIに落とし込むデザインテクニックが必要です。
このイベントでは、ユーザー要件をもとにチーム全員でUIやUXのアイデアを出し合い、ひとつのデザインに形成するプロセス「コラボレーティブ・デザイン」をご紹介します。 イベントの後半は、グループに別れて実践形式のコラボレーティブ・デザインのワークショップを行います。 デザイナー以外にもシステムエンジニアやスタートアップビジネスに関わる方などにもご参加いただけます。
ワークショップの後には懇親会も行います。 ビールや軽食もご用意しておりますので、ふるってご参加ください。
■日時：2018年12月13日（木）19時30分～21時30分(受付開始：18:50～)
■会場：ラクスル株式会社
東京都品川区上大崎2-24-9 アイケイビル1F（最寄り駅：JR目黒駅・東京メトロ目黒）
■主催：ラクスル株式会社 https://corp.raksul.com/
■協力：特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構（HCD-Net）
■定員：30名
■参加費：無料 ※応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
■申し込み：https://connpass.com/event/107283/ （connpass）
参加確定日（抽選日）：11月30日（金）
※抽選日以降の申し込みは空きがあれば即日、なければキャンセル待ちとなります。
内容
■スケジュール
18:55-19:30 受付
19:30-20:00 「コラボレーティブ・デザイン」について（中村 隆俊氏）
20:00-21:00 実践「コラボレーティブ・デザイン・ワークショップ」（グループに別れて行います）
21:00-21:30 懇親会
■対象者：
・人間中心設計（HCD）やUXデザインを学びたいUIデザイナー/Webデザイナー
・UI/UXデザインについてもっと知りたい、学びたいシステムエンジニア
・システム開発/サービス開発に深くかかわるビジネスアナリスト/プロダクトマネージャー
■登壇者：
中村 隆俊（なかむら たかとし）氏
ラクスル株式会社 プロダクトデザイナー。Minnesota State Universit Moorhead卒業後、受託システム開発会社、エムスリー、ソニーでビジュアルデザイン、UI/UX設計、フロントエンド開発業務を経て現職。HCD-Net認定 人間中心設計専門家。
■参考：
HCDライブラリー『人間中心設計入門』山崎、他 近代科学社、2016
『リーン UX』ゴーセルフ著、オライリー、2014
『リーンスタートアップ』リース著、日経BP社、2012
