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Day1~Day3のイベントレポートはこちらをご覧ください。
「プロトタイピングによるエバリュエーション手法(2019年HCD-Net東海UXデザイン連続セミナー Day5)」開催レポート
11月9日に名古屋の「ウインクあいち」にて、UXデザイン連続セミナーの5回目を開催しました。
最終回は、午前中から会場を開放してフリータイム(任意参加、グループ毎に集まって発表に向けた作業)とし、昼休憩に入る前に井登さんより「プロトタイピングのプロセスとコツ」についてショートレクチャーしていただいきました。
午後からも引き続き発表に向けた作業が行われました。プロトタイプの作成、発表資料の仕上げや寸劇の練習など、各グループとも熱心に取り組んでいました。
発表は、くじ引きで決まった順番で行われ、10分間の発表の後に、特別審査員(Day1の取材協力者)からのフィードバックと井登さんからの講評がありました。
「面白いアイデアで、使ってみたいと思った」「遊び心があってやってみようと思った」「サービスを利用することで、やさしさが芽生えそう」「奇跡のようなアプリだと思った」などの感想や、「使い始めのハードルが高いのでは?」「アプリを使い続けられるか疑問?」「サービスの焦点を絞った方が理解しやすいし魅力が伝わる」などのコメントやアドバイスが寄せられ、各グループが提案したサービスについて、活発な意見交換が行われました。
集合写真の撮影後に連続セミナーの振り返りを行って終了となりました。
受講者の振り返りの内容からは、一連のプロセスを学んだことで、感覚まかせでなく論理的な手法に基づいてデザインできることが分かり、実務でも活かせそうなことが伺えました。一方で、「もっと深く学びたい、トレーニングが必要」「一連のプロセスをもう一度経験したい」といった声が寄せられました。
井登さんを囲んでの懇親会と連続セミナーの振り返り?も楽しく行われました。
受講者みなさん、約3ヶ月間お疲れ様でした。連続セミナーを通して身に着けたUXデザイン手法を実務でも活用していただきたいと思います。
今年は天候に恵まれたため、補講用に確保していた予備日(12/14)に「超高速復習ワークショップ(仮)」を行うことにしました。一般参加枠も設ける予定ですので、お申込みをお待ちしております。
「キーモーメントの策定・具体化とアイデアの拡張発想(2019年HCD-Net東海UXデザイン連続セミナー Day4)」開催レポート
10月19日に名古屋の「ウインクあいち」にて、UXデザイン連続セミナーの4回目を開催しました。
はじめに、前回から3週間ぶりということで、加藤さんによるアイスブレイクを行いました。
①24時間以内の出来事でうれしかったこと
②これまでの3回のセミナーで学んだこと、なるほどとおもったこと
2つのお題に対してグループ内でシェアしました。
次に、井登さんより前回の振り返りと質疑応答が行われました。
振り返りに際しては、井登さんの実体験に基づいたジャーニーマップの紹介がありました。先日の台風19号の影響によりカナダ出張がまさかの延泊(4泊6日が9泊11日へ)という貴重な体験に共感しつつ、ジャーニーマップのコツを理解されたようです。
質疑応答では、「HCDプロセスでどこに注力すればよいのか?」「成果物を経営層へ報告する際のコツって?」「天才・巨匠・センスのある人はどれくらい存在するのか?」について議論されました。
ワークショップの前半は、前回作成したサービスジャーニーマップをブラッシュアップしつつ、主要なペインを拾い上げて、解決のためのアイデアづくりを行いました。
休憩とショートレクチャー「プロトタイピング法」を挟んで、後半のワークショップでは、アイデアのブラッシュアップとプロトタイプ作成に向けたプランニングを行いました。
今回は、Day0の際にご協力いただいた白濱さんにセミナーの内容をグラフィックレコーディングしていただきました。
次回(最終回)は、サービスとして実現可能なアイデアの「プロトタイプの仕上げ」を行って発表です。