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概要
日本人間工学会アーゴデザイン部会とのコラボレーションで、ビジョンとUXデザインについての発表会を開催します。
前半は、Future Experience(FX)フォーラムと題して、最先端の取り組みをされている方々から、ビジョンを描くことの大切さを語っていただきます。後半は、HCD事例を発表していただきます。今回はさまざまなコミュニティでHCDの考え方を用いることの重要さを語っていただきます。
新型コロナウイルスの影響で厳しい状況が続いています。世の中の変化もより一層激しくなり、急速にテレワークが進み、多くの企業がデジタルトランスフォーメーションを語りだし始めました。このようなときこそ、しっかりと人を見て、周りを見て、体験を描いて、ビジョンを描いて製品やサービス開発を進めていく必要があります。
本イベントでは、多種多様な取り組みを知ることができます。みなさんが取り組まなければならないことに気付き、それらを前に進め、よりよい未来へとつなぐためのヒントがたくさん含まれた深い話が聴ける場になると思います。
■日時:2021年1月29日(金)13時30分~18時00分 (受付開始:13時20分~)
■会場:オンライン(Zoom)
※ミーティングのURLは前日にお送りします。
■主催:特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)
■共催:日本人間工学会アーゴデザイン部会
■協賛:Xデザイン学校
■定員:100名
■参加費:1,000円
プログラム
13:20-13:30 受付
13:30-13:35 開会のごあいさつ(HCD-Net副理事長 水本徹氏)
13:35-15:05 第8回Future Experience(FX)フォーラム
発表①「デザイン経営と七方よしの体験設計」
高橋 克実氏(株式会社ホロンクリエイト)
発表②「COVID-19流行初期における医療現場との連携事例について」
細田 彰一先生(日本工業大学)
発表③「デジタル時代におけるビジョンづくりとFuture Experience Design」
上田 義弘氏(y2.Design Consulting)
発表④「ウェルビーイングを高めるUI/UXデザイン:ビジョン実現へ向けて」
郷 健太郎先生(山梨大学大学院)
15:05-15:15 休憩
15:15-16:45 HCD事例発表会
事例①「図書館司書によるレファレンスはGoogle検索に勝てるのか?~R1GPによるリファレンス業務のノウハウ可視化と向上の取り組み」
中尾 将志氏(NPO法人 Code for OSAKA)
事例②「「Future of Service Design」サービスデザインのこれまでとこれからを読み解く試み」
赤羽 太朗氏(株式会社コンセント)
事例③「ビジョンデザインとアートの活用」
山崎 和彦先生(武蔵野美術大学)
16:45-16:55 休憩
16:55-17:55 交流会(少人数のグループに分かれてZoom交流会を開催)
17:55-18:00 閉会のごあいさつ
■発表内容詳細:
発表①「デザイン経営と七方よしの体験設計」
高橋 克実氏(株式会社ホロンクリエイト)
概要:ビジネスにデザイン的思考の重要性が謳われて久しいですが、国の進めるデザイン経営の考え方は中小企業に届いているでしょうか。また、アーゴデザイン部会のFuture Experienceを進める中、SDG’sの考え方が広がりを見せており、ビジネスでこれをどのように実践するかが課題となっています。そこで新たに「七方よしの体験設計」の進め方について、事例を通して考察します。
発表②「COVID-19流行初期における医療現場との連携事例について」
細田 彰一先生(日本工業大学)
概要:2020年初頭から始まったCOVID-19の世界的流行は、医療現場に不安をもたらした。COVID-19は飛沫感染するのに加え、呼吸器に重篤な症状が出やすい。呼吸器疾患時に行う気管挿管時に、呼気や唾液の飛沫を浴びて、医療従事者に感染するリスクが高い。そのため、少しでもそのリスクを減らすものが現場で求められた。設計と人間工学を専門とする筆者が、現場の医師からオファーを受け、ウイルス防止シールドを共同開発した事例について報告するものである。
発表③「デジタル時代におけるビジョンづくりとFuture Experience Design」
上田 義弘氏(y2.Design Consulting)
概要:本格的なDX(Digital Transformation)時代を迎え、ビジョンを描くことの重要性が拡大しています。ビジョンを描くための切り口は多様で様々あると思いますが、本発表では「人」を中心に未来に向けたビジョンを考えることを「Future Experience Design」と捉え、本格化するデジタル時代において、特に重要性が拡大している観点について考察したいと思います。
発表④「ウェルビーイングを高めるUI/UXデザイン:ビジョン実現へ向けて」
郷 健太郎先生(山梨大学大学院)
概要:UI/UXデザイン領域が目指している大きなビジョンは、デザイン活動をとおして人々のウェルビーイングを向上させることである。本講演では、このビジョンの実現を目指した研究事例を紹介する。
事例①「図書館司書によるレファレンスはGoogle検索に勝てるのか?~R1GPによるリファレンス業務のノウハウ可視化と向上の取り組み」
中尾 将志氏(NPO法人 Code for OSAKA)
概要:図書館は本や資料の貸し出しだけでなく、情報検索のレファレンス業務を行っています。検索といえばGoogleが思いつきますが、図書館司書によるレファレンスは人に寄り添い、必要とする情報を提供する、コンサルティングに近い要素があります。そのために、ヒアリングのプロセスが重要となります。 今回、レファレンス業務をより高度に行うため、R1GPというロールプレイングの場を作り、ヒアリングプロセスのノウハウ蓄積・可視化を行いました。 単なるイベントではなく、HCDのツールを活用することで、ノウハウ可視化と向上に貢献できましたので、活用事例として報告するとともに、今後の構想についてお話させていただきます。
事例②「「Future of Service Design」サービスデザインのこれまでとこれからを読み解く試み」
赤羽 太朗氏(株式会社コンセント)
概要:現在、有志で「Future of Service Design」というService Design NetworkのファウンダーであるBirgit Mager女史の論文を翻訳する取り組みを、現地のSlackコミュニティと連携しながら行っています。なぜこの時期にこの論文が出されたのか、その要旨や、日本における活用可能性、海外コミュニティとの協働などについてお話させていただきます。
事例③「ビジョンデザインとアートの活用」
山崎 和彦先生(武蔵野美術大学)
概要:未定
参加申込方法
以下2通りよりお選びの上、お申込み及び参加費のお支払いをお願いいたします。
【Peatixからの参加申込】下記URLのアクセスの上、参加申込をお願いいたします。
https://peatix.com/event/1753644/
【メールでの参加申込】
メールタイトル「1/29 ビジョンとUXデザイン 参加希望」として、secretariat@hcdnet.org宛に下記をご連絡ください。
・氏名
・所属先名
・メールアドレス
・参加費支払方法(銀行振り込み/paypal)
・領収書の有無
・領収書の宛名(領収書をご希望の場合のみ)
注意事項
【Peatixで参加申込をした場合の注意事項】
■領収書および請求書について:
※クレジットカードのご利用明細書、金融機関の払込受領書もしくは払込完了画面、Peatix発行の受領データをもって領収書に代えさせていただきます。
※Peatix発行の領収データについてはこちらをご参照ください↓
http://help.peatix.com/customer/portal/articles/221024
※請求書の発行はお受付いたしかねます。
■キャンセルについて:
・キャンセル前提のお申込みはご遠慮願います。
・やむを得ずキャンセルが必要となった場合は、1月27日(水)17:00までにお申し出があったチケットはキャンセル手続きを承ります。それ以降のキャンセルにつきましてはお受け出来かねますので、何卒ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。
・キャンセル時の返金につきましては、Peatix Help「チケットをキャンセルしたい」をご参照ください。
■賛助会員の皆さまへ:
・2名まで「HCD-Net賛助会員」種別にて参加可能です。3名以降の方は「一般」種別となります。
・予め2名様を社内にてご調整をお願いします。3名を超えた場合は、再度「一般」にてお申し込み手続きを行っていただきますのでご了承をお願いいたします。
■PayPalをご利用される方へ:
PayPalから支払い承認のメールが届いても、その段階ではまだお申込みが完了しておりません。
PayPal決済画面でカード情報を登録後、注文確定画面に移動し、カナ名など必要項目に情報をご入力された上、 確定ボタンを押して注文確定となります。ご注文が確定するとPeatixからご登録のメールアドレス宛に『お申込み詳細』 のメールが自動配信されます。
【メールで参加申込をした場合の注意事項】
■領収書および請求書について:
※領収書はHCD-Net事務局よりPDFデータにて発行いたします(希望者のみ)
※請求書の発行はお受付いたしかねます。
■キャンセルについて:
・キャンセル前提のお申込みはご遠慮願います。
・やむを得ずキャンセルが必要となった場合は、1月27日(水)17:00までにお申し出があったチケットはキャンセル手続きを承ります。それ以降のキャンセルにつきましてはお受け出来かねますので、何卒ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。