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テーマ
Beyond Design ~ SDGs達成に向けた共創と社会実装 ~
HCD-Netフォーラム2021は、Beyond Design ~SDGs達成に向けた共創と社会実装~というテーマで開催します。
今、私たちの社会は2030年に向けた「行動の10年」の中にあり、同時に足元では「コロナ禍からのよりよい回復」に取り組み始めています。
HCD-Netは、SDGs達成の為にはイノベーションを社会実装していくこと、その為の多くのステークホルダーによる共創が不可欠だと考えています。
今年のフォーラムは、HCDの実践者だけではなく様々な領域のゲストをお迎えしたセッションもご用意しております。
この「行動の10年」に、一人ひとりが感じ、考え、繋がり、行動する。
HCD-Netフォーラム2021を、そのきっかけにしたいと思いますので、ぜひご参加ください。
HCD-Netフォーラム2021実行委員長 飯塚重善(神奈川大学)
開催概要
■日時:2021年11月26日(金)、27日(土)
※ 26日 9:20~ Zoom開始(予定)
※ 27日 9:20~ Zoom開始(予定)
■形式:オンライン(Zoom)開催
■申し込み:11月22日(月)17:00まで
※ただし、販売予定数に達した場合はその時点で締め切りとさせていただきます。
※事前申し込み無しでの当日の参加はお受けできません。ご了承ください。
■主催:特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構
■後援:独立行政法人情報処理推進機構、デジタル庁
■協賛:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会、一般社団法人電子情報通信学会、日本感性工学会、一般社団法人人間生活工学研究センター、一般社団法人日本機械学会、特定非営利活動法人ヒューマンインタフェース学会
■協力:一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会、サービス学会、サービスデザインネットワーク日本支部、一般財団法人テクニカルコミュニケーター協会、一般社団法人日本人間工学会、日本人間工学会 アーゴデザイン部会、一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会、一般社団法人重要生活機器連携セキュリティ協議会、一般社団法人デザインシップ
プログラム概要
※随時アップデートしていきます。
11月26日(金)9:30〜 9:40 開会式
9:40〜10:50 オープニングセッション「『Beyond Design』に込めた思い」
11:00~12:00 基調講演① 馬田 隆明 氏(東京大学 FoundX ディレクター)
12:00〜13:00 -昼休憩ー
13:00〜14:00 基調講演② 井坂 智博 氏(株式会社インクルーシブデザイン・ソリューションズ 代表取締役社長)
14:10〜15:10 基調講演③ 広野 萌 氏(一般社団法人デザインシップ 代表理事、株式会社フォルテ 代表取締役、デジタル庁 デザイナー)
15:20〜16:20 基調講演④
16:30~17:30 特別セッション:HCD-Net事業部等 活動報告
17:40〜17:50 学術奨励賞 表彰式
17:50~18:30 HCD-Net AWARD2021 表彰式
18:40〜21:00 交流会(オンライン)
11月27日(土)
9:30~10:50 企画セッション① デジタル庁 PARTⅠ
11:00~12:30 企画セッション② アートDX ~街をやさしくReDesign~
12:30~13:30 ー昼休憩ー
13:30~15:40 企画セッション③ デジタル庁 PARTⅡ(途中、休憩あり)
15:50~16:40 スペシャルセッション (晃華学園)
16:45~17:10 閉会式
上記セッションと並行して、「2021年度冬季HCD研究発表会」を開催します。
※ 詳細が決まり次第アップデートします。
HCD-Netフォーラム2021参加お申し込みはこちらから⇒https://hcdnetforum2021.peatix.com
参加費
◎全参加(交流会込) ⇐ オンライン特別価格!
HCD-Net会員/後援・協賛・協力団体会員:7,000円
学生会員:2,000円
一般:8,000円
一般学生:3,000円
※1日のみでも、2日間通しでも、参加費は同額です。
※「研究発表会のみ参加」の設定はございません。研究発表会のみ参加の場合も、上記の中から該当する参加費でお願いします。
※参加URL発行等の準備のため、申し込みを11月22日(月)17時に締め切りますのでご注意ください。
※上記は消費税込みの金額表示となっております。
参加申し込み方法
Peatix(クレジットカード払いまたはPaypalのみ)からお申し込みください。
<参加申し込み締切:11月22日(月)>
https://hcdnetforum2021.peatix.com
注意事項
■領収書および請求書について:
※クレジットカードのご利用明細書、金融機関の払込受領書もしくは払込完了画面、Peatix発行の受領データをもって領収書に代えさせていただきます。
※Peatix発行の領収データについてはこちらをご参照ください↓。
http://help.peatix.com/customer/portal/articles/221024
※請求書の発行はお受付いたしかねます。
■キャンセルについて:
・キャンセル前提のお申込みはご遠慮願います。
・やむを得ずキャンセルが必要となった場合は、11月22日(月)17:00までにお申し出があった場合はキャンセル手続きを承ります。それ以降のキャンセルにつきましてはお受けできかねますので、何卒ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。
・キャンセル時の返金につきましては、Peatix Help「チケットをキャンセルしたい」をご参照ください。
■賛助会員の皆さまへ:
・2名まで「HCD-Net賛助会員」種別にて参加可能です。3名以降の方は「一般」種別となります。
・予め2名様を社内にてご調整をお願いします。3名を超えた場合は、再度「一般」にてお申し込み手続きを行っていただきますのでご了承をお願いいたします。
■PayPalをご利用される方へ:
PayPalから支払い承認のメールが届いても、その段階ではまだお申込みが完了しておりません。
PayPal決済画面でカード情報を登録後、注文確定画面に移動し、カナ名など必要項目に情報をご入力された上、 確定ボタンを押して注文確定となります。ご注文が確定するとPeatixからご登録のメールアドレス宛に『お申込み詳細』 のメールが自動配信されます。
HCD-Netフォーラム2021参加お申し込みはこちらから ⇒ https://hcdnetforum2021.peatix.com
プログラム詳細
※詳細は随時アップデートする予定です。
<11月26日(金)9:30~21:00(オンライン)> Zoom入室開始 9:20~
9:30~9:40
◎開会式
9:40~10:50
◎オープニングセッション「『Beyond Design』に込めた思い」
今年のHCD-Netフォーラムは、今回のフォーラムの企画・運営を担ったニューフェイスが、フォーラムの企画段階から今日の開催までの経緯や感想を語るとともに、フォーラムのテーマ『Beyond Design』に込めた熱い思いを理事長にぶつけながら、皆さまと一緒にデザインについて考えていく時間からのスタートです。
“フォーラム実行委員って、どんなことやってるのか”から、楽しかった体験や大変だったこと、企画・運営の裏話なども入れながら、会場の皆さまとの質疑応答も交えながら、楽しく進めて参ります。
■登壇者
篠原 稔和(理事長/ソシオメディア株式会社)
フォーラム実行委員 5名(敬称略、五十音順)
小野 浩太(フリーランス)
酒井 啓江(NTTデータフロンティア)
陳 欣蕾(NTTテクノクロス)
橋本 昇平(株式会社モーニングスター)
三木 陽介(株式会社TKC)
■進行
飯塚 重善(理事/広報社会化事業部長/フォーラム実行委員長/神奈川大学)
11:00~12:00
◎基調講演①:馬田 隆明(うまだ たかあき)氏
『講演タイトル:未来を実装する ~テクノロジーの社会実装について~』
■所属・肩書
東京大学 FoundX ディレクター
■略歴
University of Toronto 卒業後、日本マイクロソフトを経て、2016年から東京大学。東京大学では本郷テックガレージの立ち上げと運営を行い、2019年からFoundXディレクターとしてスタートアップの支援とアントレプレナーシップ教育に従事する。スタートアップ向けのスライド、ブログなどで情報提供を行っている。著書に『逆説のスタートアップ思考』『成功する起業家は居場所を選ぶ』『未来を実装する』。
■講演概要
デジタル技術は社会へと普及し始め、日々の生活に溶け込むだけではなく、多くの業界を変え始めています。
しかし真に技術を社会に溶け込ませ、その真価を発揮させるためには、そして「人間中心」にするためには、技術を革新するだけではなく、技術に合わせて社会や制度を変えていかなければなりません。
たとえば近年では犯罪収益移転防止法の改正により、オンラインで完結する本人確認という新たなユーザー体験の設計が可能になりました。今後もこの本人確認でよいのかは継続して考えていく必要がありますが、これからのより良い体験のデザインのためには、場合によってはこのような「社会を変える」活動も必要になってくるでしょう。
本講演では、技術が活用された未来をどのようにしてデザインし、実装するかについて、過去の事例を参照しながら解説します。
■聴きどころ
HCDは、ユーザー視点から課題の本質を捉えて理想的な解決策を生み出すためのパワフル手法です。その一方で、社会を変えるイノベーションを生み出すためには、より広い視点からの取り組みも必要です。人気書籍『未来を実装する』では、テクノロジーの社会実装について、その原則が体系的に纏められています。今回の講演では、著者本人がわかりやすく解説しますので、聴き終われば、きっとテクノロジーの社会実装に対する理解が深まることでしょう。
12:00~13:00 ー 昼休憩 ―
13:00~14:00
◎基調講演②:井坂 智博(いさか ともひろ)氏
『講演タイトル:SDGs時代のイノベーション手法「インクルーシブデザイン&デザイン思考」 〜フォアキャストとバックキャスト〜』
■所属・肩書
株式会社インクルーシブデザイン・ソリューションズ 代表取締役社長 (MBAホルダー)
■略歴
1988年、新卒でリクルートに入社。人材採用・教育研修・新規事業開発・営業業務の標準化などのコンサルを経て、31歳で起業。日本初のwebマーケティング事業「くらしネット」を設立。また、NPO国連支援交流協会国際教育支援支部東京支部長、ディップ執行役員営業企画本部長など歴任。
30代で、組織人・経営者・国際支援という世界を経験し、自分自身の視点や視座を広げ、40代に経営学修士を修了し、本格的な経営コンサルティングをスタート。ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンの経営支援をきっかけに、身体制約のある方々とのプロダクトデザイン・新規事業開発などの事業化を創発。
2012年にインクルーシブデザイン・ソリューションズを設立。イノベーションをテーマとしたコンサルティング事業をリードユーザ(弊社認定の障がい者・高齢者・外国人etc)と共に、国内外の企業や地方自治体を対象に展開。
また、「インクルーシブデザイン」「デザイン思考」のmethodを名古屋商科大学ビジネススクール、事業構想大学院大学、名古屋商科大学BBA経営学部、法政大学特別授業、日本女子大学などで講師として教鞭をとる。日経課長塾の視点拡大・イノベーション系の講座も複数担当、オンラインなどの執筆、書籍執筆、講演、セミナーなど自分自身の視点拡大という経験から実践的なコンサルティングを行っている。
1963年 4月 茨城県土浦市生まれ
1982年 3月 茨城県立竜ヶ崎第一高等学校 卒業
1988年 3月 岩手県盛岡大学文学部英米文学科 卒業 中高英語教職員免許取得
2010年 3月 名古屋商科大学大学院 経営学修士課程修了 MBAホルダー
2012年 9月 名古屋商科大学院ビジネススクール客員講師 2019年3月まで
「Business Innovation Program Design Thinking」
2014年 4月 事業構想大学院大学 非常勤講師 「Design Thinking for Inclusive Society」
2015年 4月 名古屋商科大学経営学部 非常勤講師 現職 「Design Thinking and Innovation」
2017年 6月 法政大学夏季特別講座 非常勤講師 現職 「Design Thinking and diversity」
2018年 4月 名古屋商科大学経営学部BBA 非常勤講師 現職 「サービス経営」「ビジネス基礎1」「ビジネス基礎2」
2021年 4月 日本女子大学家政学科 非常勤講師「経営学のイノベーション」開始
◆著書「SDGs時代の課題解決法インクルーシブデザイン」日経BP社 「法人営業バイブル」PHP出版 第二版
◆日経ビジネスオンライン課長塾「THE革新 視点拡大や創発を産み出す観察力」執筆
◆日経ビジネス教育講座「エンジニア版課長塾」「女性マネジャーのための課長塾」
■講演概要
近年、SDGsを事業開発の柱として、未着手な社会課題領域の問題へと取り組んでいる企業が増えてきています。これからは未来の制約を先取りし、競争優位性の高い新規事業開発に取り組む必要が迫っているからです。
今日食べる飯(フォアキャスト思考)と将来の種まき(バックキャスト思考)の両軸の事業をデザインが必要です。そのためには、組織内でイノベーションを推進していく共創人材を育成する必要もあります。
本講演では、多様なユーザーの視点を取り入れたインクルーシブデザインの手法を活用した事例を交えつつ、これまで企業や自治体へのコンサル実績をベースに、制約化の中の持続的な事業デザインについてお話をさせていただきます。
■聴きどころ
これまで「持続可能な事業支援」「社会課題解決・地域活性化」「人材育成・組織活性化」「ユニバーサルデザインの普及」など、多様性が生む「違い」を価値に変える取り組みを続けてきた、IDS(インクルーシブデザイン・ソリューションズ)。これからの時代に益々必要となってくるインクルーシブデザインやデザイン思考の手法を交えつつ「制約化の中の持続的な事業デザイン」についてお話頂ける貴重な機会となります。是非ご期待ください。
14:10~15:10
◎基調講演③:広野 萌(ひろの はじめ)氏
『講演タイトル:氾濫するデザイン』
■所属・肩書
一般社団法人デザインシップ 代表理事
株式会社フォルテ 代表取締役
デジタル庁 デザイナー
■略歴
ヤフー株式会社にて新規事業企画やモバイルアプリのUX推進を手掛けたのち、2015年に株式会社FOLIOを共同創業。CDO(最高デザイン責任者)兼プロダクトマネージャーとしてオンライン証券を立ち上げる。2018年に一般社団法人デザインシップを設立し、カンファレンスやデザインスクールなどの事業を運営。2021年に株式会社フォルテを設立し、規制産業からエンタメ産業まで幅広く新規事業のデジタルプロダクト開発を支援。2021年より内閣官房IT総合戦略室を経てデジタル庁所属。
■講演概要
拡張されすぎた「デザイン」という言葉を生業にする者たちが自らを根気強くデザイナーと名乗る傍ら、無慈悲にもその枠から止めどなく溢れ出ていく役割や責任を、この第四次産業革命前夜とも言える時代に彼らはどのように制御し回収するべきなのか。
若輩ながらもデザイナーと名乗りテックビジネスに貢献する者として、そしてデザイン領域で省庁や学校法人とともに公共に資する活動を牽引する立場として、次世代産業におけるデザイナーに求められるであろう役割や、デザイン教育の新しい可能性について提言致します。
■聴きどころ
日々我々の知覚するインターフェースは、携帯電話を例にとってもわかるように、高度かつ多様に進化を遂げている。近年の産業発展の中でデザインは「計画を記号に表す」以上に同心円状に解釈が広がり、業界ごとに多様な肩書きのデザイナーと、製造工程ごとの多様な職種の専門家が奮闘している。
法律家やコンサルタント、エンジニア、教育現場など社会の構成員とどのように手を取り合っていくのか。この氾濫し続ける”デザイン”に対してフロントランナーはどのようにラインを見極め乗りこなすのか。全てのデザイナーにとって良いインサイトの得られる機会になると思います。
15:20~16:20
◎基調講演④
16:30~17:30
◎特別セッション:HCD-Net事業部等 活動報告
HCD-Netの事業部やWGの活動を、「外部の人」にもわかるようにザクっと紹介します。各事業部の委員から、どんな人たちがどんな活動をしているかをお話ししますので、興味をもたれた方は是非一緒に活動しましょう。
■ 紹介事業部(紹介者)
1)HCD-Net全体(篠原理事長)
2)研究事業部(飯尾理事)
3)教育事業部(和井田理事)
4)広報社会化事業部(飯塚理事)
5)東海支部(加藤理事)
6)関西支部(水本副理事長)
7)ビジネス支援事業部(山口理事)
8)HCD専門資格認定センター(羽山理事)
9)Web-WG(羽山理事)
■ 紹介内容
・名称
・どんな活動をしているか
・どんな人が参加しているか
・これから参加しようと思う人への呼びかけ
etc.
■ 時間
1事業部 5分程度。上記単位で45分、質疑15分で1時間
■ 形式
Webinar
17:40~17:50
◎『学術奨励賞』表彰式
論文誌に掲載された短報論文の中から選ばれた、優秀な論文を表彰します。
担当:飯尾 淳(HCD-Net研究事業部長)
17:50~18:30
◎『HCD-Net AWARD2021』表彰式
HCD-Net AWARD2021に応募いただいた作品の中から選ばれた、優秀作品を表彰します。
■審査アドバイザー
有吉 司(ありよし つかさ)氏
公益財団法人日本デザイン振興会 理事、株式会社日立製作所 社会イノベーション協創統括本部 技術顧問。株式会社日立製作所 デザイン研究所、日立デザインセンターヨーロッパ、デザイン本部長、技術戦略室長、株式会社日立アカデミー 取締役を経て現職に至る。
■審査委員長
篠原 稔和(HCD-Net理事長/ソシオメディア株式会社)
■最終審査員
山岡 俊樹(HCD-Net監事/京都女子大学)
森山 明宏(HCD-Net理事/ユーリカ株式会社)
脇阪 善則(HCD-Net理事/パナソニック株式会社)
井登 友一(HCD-Net理事/株式会社インフォバーン)
■進行
飯塚 重善(HCD-Net理事/広報社会化事業部長/神奈川大学)
18:40~21:00
◎交流会(オンラインにて)
11月26日の全プログラム終了後、ご参加いただいた皆様の交流の場として、オンライン交流会を開催いたします。
当フォーラムに参加いただいた皆様同士、当日のご講演内容についての議論や、HCDに関する情報交換などの場として、気軽にご参加いただき、楽しい時間をお過ごしいただければと思います。
基調講演ではグラフィックレコーディングも予定しておりますので、参加された方も、できなかった方も記録を見ながら、振り返りや新たな気付きなど、対話を深めていただけます。基調講演でご講演いただく先生方も一部ご参加くださいます。
人数把握のため、事前にお申込みをお願いしておりますが、当日の飛び入り参加も大歓迎いたします。
■ 日時:2021年11月26日(金)18:40~21:00
■ 全体での交流と、Zoomのブレイクアウトルームを使ってグループに分かれての交流を予定しております。
HCD-Netフォーラム2021参加お申し込みはこちらから ⇒ https://hcdnetforum2021.peatix.com
<11月27日(土)9:30~17:10(オンライン)> Zoom入室開始 9:20~
9:30~10:50
企画セッション① デジタル庁 PARTⅠ
デジタル庁におけるサービスデザイン領域の取り組み(仮)
誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化を進めるために。
■登壇者
伊敷政英氏
大橋正司氏
中野 信氏
松館大輝氏
和田浩一氏
横田 結氏
(以上、デジタル庁)
■概要
2021年9月に立ち上がったデジタル庁は、デジタル社会形成の司令塔として、未来志向のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を大胆に推進し、デジタル時代の官民のインフラを今後5年で一気呵成に作り上げることを目指しています。デジタル庁では多くの民間人材が活動しているのも特徴のひとつですが、その中にはデザインやアクセシビリティの専門家も所属しています。より使いやすい行政サービス実現のために、ユーザビリティやアクセシビリティの向上に関連したデジタル庁の現在の取組をご紹介します。
11:00~12:30
企画セッション②:アートDX ~街をやさしくReDesign~
■ 登壇者所属・肩書
株式会社野村総合研究所 入江 眞氏(HCD-Net広報社会化事業部)
横浜美術館 渉外担当 襟川文恵氏
合同会社OXT Lab(オクトラボ) 牛尾隆一氏
■概要
アートや芸術は、人類が歩んできた時代ごとに芽生えた文化を後世に伝えるメディアである。百人一首が現代でもカルタとして嗜まれているように、浮世絵が西洋絵画に影響を与えたように、芸術は何百年、何千キロと時間と空間を飛び越えて価値観を伝える機能が備わっているのである。昨今ではSNSを代表とするデジタル技術の隆盛により、さまざまな価値観は容易に全世界へと伝えることができるようになった。しかし「伝えること」だけでは不十分で、「伝わること」が重要なのである。
どのようにしてアート・芸術の価値観は現在に至るまで伝わり続けてきたのか?そこにはどのような仕組みやコミュニティがあるのか?
今後もデジタル技術と切っても切り離せない生活をしていくであろう我々が大事にすべきエッセンスを、「アート」「コミュニティ・まちづくり」「デジタル技術」という観点から実際に利用されているアプリを紹介しながらセッションしたいと思います。
■スピーカー
入江 眞(いりえ まこと)
野村総合研究所(NRI)主任アプリケーションエンジニア
専門は金融(証券・銀行・クレジットカード)のシステム・アプリの企画開発。HCD/UXDとアジャイルのアプローチを用いた新規事業開発を行う。価値伝達の媒体であるという点においてメディア特性が似ていることから金融やアートにおけるXR技術を用いたアプリケーション開発を手がける。
証券外務員1種、認定スクラムマスター、認定人間中心設計専門家
襟川 文恵(えりかわ ふみえ)
公益財団法人横浜市芸術文化振興財団
横浜美術館 渉外担当リーダー
石油系商社、生命保険会社、婚礼装花企画会社、茶道家元事務局での勤務を経て、2005年9月より森美術館でディベロップメント業務を担当。同館の個人・法人のメンバーシップ運営に携わる。2013年4月より現職。ファンドレイジング、外部(個人・法人・団体)との連携事業企画などを展開するかたわら、町の文化インフラとして「人々の暮らしに必要な美術館」を目指して活動中。
牛尾 隆一(うしお りゅういち)
合同会社OXT Lab(オクトラボ) 代表社員
1991年三菱化学株式会社入社、1999年から2年間のシンガポール駐在を経て2001年4月に株式会社村田製作所に入社。2012年より、全社のオープンイノベーション推進を担当し、2015年に村田製作所オープンイノベーションセンターを設立した。
2020年1月に牛尾事務所を開設、2020年9月に横浜市内に合同会社OXT Labを設立し、横浜MM21地区を中心に活動中。
13:30~15:40
企画セッション③ デジタル庁 PARTⅡ
みんなで「デザイン」する社会
■ 登壇者所属・肩書
デジタル庁 Chief Design Officer 浅沼 尚氏
xID株式会社 Co-Founder, CEO 日下 光氏
HCD-Net 理事長/豊橋技術科学大学 客員教授/ソシオメディア株式会社 代表取締役 篠原稔和氏
■モデレーター
デジタル庁フロントサービスチーム(非常勤)/サイフォン合同会社代表社員/モニカ株式会社取締役 大橋正司氏
■概要
2021年9月に立ち上がったデジタル庁は、デジタル社会形成の司令塔として、未来志向のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を大胆に推進し、デジタル時代の官民のインフラを今後5年で一気呵成に作り上げることを目指しています。デジタル庁では多くの民間人材が活動しているのも特徴のひとつですが、その中にはデザインやアクセシビリティの専門家も所属しています。より使いやすい行政サービス実現のために、ユーザビリティやアクセシビリティの向上に関連したデジタル庁の現在の取組をご紹介します。
浅沼 尚(あさぬま たかし)
2021年9月からデジタル庁のCDO(Chief Design Officer)に就任。三菱UFJグループ戦略子会社Japan Digital DesignのCXO(Chief Experience Officer)を兼職。インハウスデザインとデザインコンサルティングの経験を活かし、サービスの体験デザイン戦略策定とデザイン組織立ち上げに従事。IF Design Award、グッドデザインアワード等、国内外のデザイン賞を受賞。
日下 光(くさか ひかる)
1988年生まれ。2012年にxID株式会社を創業。2017年よりエストニアに渡り、eResidencyや政府機関のアドバイザーを務める。石川県加賀市の次世代行政実現に向けたDXアドバイザー、地方創生推進(デジタル化・スマートシティ)フェロー。静岡県浜松市フェロー。2021年度総務省地域情報化アドバイザー。
篠原 稔和(しのはら としかず)
2001年にソシオメディア株式会社を創業。組織に対するデザインのコンサルティング活動を実践してきている。また、当機構(HCD-Net)の理事長として、HCD専門家が活躍する場の開拓を始め、非専門家のためのHCD基礎知識検定の事業開発に従事。現在、「HCDのマネジメント」に関する教科書を執筆している。
大橋 正司(おおはし しょうじ)
東京大学大学院情報学環・学際情報学府修了。インフォメーションアーキテクト。UXデザイン、情報設計、UI設計を幅広く手掛ける。近年はデジタルアーカイブ関連の情報設計やユーザー調査設計にも従事。HCD-Net HCSA委員会委員長(2021年〜)。
15:50~16:40
スペシャルセッション
■テーマ・タイトル:1分間の動画に込めた"SDGirls"の想い
■概要
晃華学園の中学3年生は、SDGsを題材とした映像を授業で制作し、校内でSDGs国際映像コンテストを実施。第3回コンテスト(2020年度)では、SDGsの啓発を目的にしたチームが最優秀賞を受賞。また優秀賞には「すべての人に健康と福祉を」をテーマにしたチームが選出されました。社会課題を「自分ごと」として捉え、学校や地域の身近な課題解決に取り組む生徒たちの自発的なSDGs活動も紹介します。
■登壇者プロフィール
晃華学園中学校高等学校
校内コンテスト最優秀チーム「アルストロメリア」のメンバー
同コンテスト優秀チーム「Utopia」のメンバー
■聴きどころ
晃華学園では、3年前からSDGsの啓発を目的とした映像制作を授業に取り入れてきました。年々、動画のクオリティもアップし、内容だけでなく、映像の表現方法にも工夫が見られるようになりました。最優秀賞作品では、地球の未来を救う「ヒーロー」が実は私たちの身近にいること、そして私たち一人ひとりが「ヒーロー」になれることをクリエイティブに伝えています。映像制作に関わった生徒たちは、その他にもさまざまなSDGsに関する活動を展開しています。SDGsを「自分ごと」と捉えて活動する子どもたちの活躍をぜひご覧ください。
HCD-Netフォーラム2021参加お申し込みはこちらから ⇒https://hcdnetforum2021.peatix.com