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概要
今年も関西支部主催の人間中心設計に関する終日イベント「HCD-Net関西フォーラム 2022」を開催します。みなさんと直接お会いできない時間が長く続きましたが、基本的な感染防止対策を徹底したうえで、待望の対面開催(3年ぶり)となります!
※状況によってはオンライン開催に切り替える可能性がありますのでご了承ください
テーマは「HCDの導入・マネジメント」です。HCD-Netが2005年1月に設立され、今年で17年目となります。その間、世の中はユーザビリティの向上からUXデザインへ、そしてサービスデザインやDXの推進など、目まぐるしく動いています。しかしながら、HCDが企業の中に浸透しているでしょうか? まだまだ使いにくいものや、悪い体験が生み出されているのではないでしょうか? そこで、HCD-Netの理事長・副理事長から、HCDの企業への導入やマネジメントについての話題を投げかけさせていただき、対面のメリットを活かして会場のみなさんとディスカッションし、参加している人が一歩でも前に進めるような気付きを得られる場を作りたいと考えております。
直接、言葉を交わすというのはとても良いものです。久しぶりにお会いしましょう。
■日時
2022年9月3日 (土)
午前の部:10:00~12:00(受付開始 9:50)
午後の部:13:00~17:00(受付開始 12:50)
■開催場所
ナレッジサロン(大阪市北区大深町3−1 グランフロント大阪 北館 7F)+オンライン
■プログラム
午前の部 ワークショップ
10:00~10:05 開会のごあいさつ 髙橋 美治氏(HCD-Net 関西支部 副支部長)
10:05~12:00 「価値を発見し、カタチに落とし込む超速デザインスプリントのワークショップ」福武 徹氏(HCD-Net 関西支部)
午後の部 講演会
13:00~13:05 開会のごあいさつ 河野 泉氏(HCD-Net 理事)
13:05~13:45 講演①「HCD再考:サービスデザイン思考を通して人間中心デザインの今とこれからを考える」井登 友一氏(HCD-Net 副理事長)
13:45~14:00 質疑応答・ディスカッション
14:00~14:40 講演②「人間中心設計プロセス導入のためのノウハウ」水本 徹氏(HCD-Net 副理事長・関西支部長)
14:40~14:55 質疑応答・ディスカッション
14:55~15:10 休憩
15:10~16:10 講演③「HCD価値の全社員教育の時代: HCDマネジメントから人間中心のデザインマネジメントへ」篠原 稔和氏(HCD-Net 理事長)
16:10~16:30 質疑応答・ディスカッション
16:30~16:55 パネルディスカッション(篠原・水本・河野)
16:55~17:00 閉会のごあいさつ 髙橋 美治氏(HCD-Net 関西支部 副支部長)
参加費
・午前の部 ワークショップ(対面のみ)
1,500円(会員)、2,000円(一般)
※状況によってはオンライン開催に変更の可能性あり
・午後の部 講演会(対面・オンライン共通)
2,000円(会員)、3,000円(一般)
※状況によってはオンライン開催のみに変更の可能性あり
プログラム詳細
午前の部:ワークショップ
9:50~ 受付開始
10:00~10:05
開会のごあいさつ 髙橋 美治氏(HCD-Net 関西支部 副支部長)
10:05~12:00
「価値を発見し、カタチに落とし込む超速デザインスプリントのワークショップ」
福武 徹氏(HCD-Net 関西支部)
概要:テーマを元に、その価値を問い新たな体験を生み出すためのアイデア創出までを限られた時間内で行う超速デザインスプリント。駆け足するみたいな感覚で一連のプロセスを体験いただけます。
講師プロフィール:福武 徹氏(HCD-Net 関西支部運営委員)大阪芸術大学デザイン学科准教授。 UX/ UI/プロダクト/サービス等の分野で幅広くデザインと関わる。通信機器メーカーにてデザイナーとして数多くの商品開発に関わりグッドデザイン賞など様々な賞を受賞。子供を対象としたデザインを学ぶワークショップ『子供の「発想力」を鍛えるデザインワークショップ!』などを開催。 未来創造デザイン研究会顧問。人間中心設計専門家。 人に優しい製品づくりを目指すブランドSteller’s sea cowを立ち上げ、現在Makuakeにて体の前後に収納スペースをもつバッグ『Duegg+』の商品家に向けたクラウドファンディングに挑戦中
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午後の部:講演会
12:50~
受付開始
13:00~13:05
開会のごあいさつ 河野 泉氏(HCD-Net 理事)
13:05~13:45
講演① 「HCD再考:サービスデザイン思考を通して人間中心デザインの今とこれからを考える」
井登 友一氏(HCD-Net 副理事長)
13:45~14:00 質疑応答・ディスカッション
概要:人間中心≒ユーザー中心の視点で最適なユーザー経験を理解し、問題を見定め、解決するためのさまざまなことを設計に反映することは、あらゆる製品やサービスを考えるうえで当たり前となりました。 では、本当に価値ある経験価値とは一体なんでしょう?そして、わたしたちがついつい無意識に口にする「ユーザー」とは果たしてどこの誰なのでしょうか? 価値あるHCDを実現するための視野の拡張と転換について、近接領域であるサービスデザインから考えたいと思います。
講師プロフィール:井登 友一氏(HCD-Net 副理事長)株式会社インフォバーン 取締役 副社長 デザイン・ストラテジスト 2000年前後から人間中心デザイン、UXデザインを中心としたデザイン実務家としてのキャリアを開始する。近年では、多様な領域における製品・サービスやビジネスをサービスデザインのアプローチを通してホリスティックにデザインする実務活動を行っている。また、デザイン教育およびデザイン研究の活動にも注力中しており、関西の大学を中心に教鞭をとりつつ、京都大学経営管理大学院博士後期課程に在籍し、現在博士論文を執筆中。 HCD-Net(特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構)副理事長。 日本プロジェクトマネジメント協会 認定プロジェクトマネジメントスペシャリスト。
14:00~14:40
講演② 「人間中心設計プロセス導入のためのノウハウ」
水本 徹氏(HCD-Net 副理事長・関西支部長)
14:40~14:55
質疑応答・ディスカッション
概要:人間中心設計プロセスの必要性を感じ、自身が所属する企業の製品・サービス開発に導入しようと様々な部門や職層に説明した際には総論賛成であったにもかかわらず、いざ導入を進めようとすると多くの阻害要因に悩まされることがあると思います。大手企業にて、社員として内部から、コンサルとして外部から人間中心設計プロセスを導入した経験を基に、そのノウハウを語ります。
講師プロフィール:水本 徹氏(HCD-Net 副理事長・関西支部長)ゲームメーカーや医療機器メーカーなど幅広い業務分野で、人間中心設計やUXデザインを用いて顧客満足度の高い製品を開発した経験を活かし、現在は組織への人間中心設計プロセスやUXデザインの導入コンサルタントとして活躍中。
・和歌山大学 博士(工学)、人間中心設計推進機構 認定人間中心設計専門家、日本人間工学会 認定人間工学専門家、HCDベストプラクティスアウォード2016 最優秀賞。人間中心設計やUXデザインに関する学会発表や講演も多数。
・人間中心設計推進機構 副理事長/関西支部長、日本人間工学会 人間工学専門家認定機構幹事、成安造形大学 非常勤講師、近畿大学 非常勤講師。
14:55~15:10 休憩
15:10~16:10
講演③ 「HCD価値の全社員教育の時代: HCDマネジメントから人間中心のデザインマネジメントへ」
篠原 稔和氏(HCD-Net 理事長)
16:10~16:30
質疑応答・ディスカッション
概要:HCD領域の活動は、HCD専門家やリサーチャー、デザイナー、エンジニアなどの一部の関係者が取り組むだけでは、仮に単発的な製品・サービスの改善や改革をなしえたとしても、永続的な企業経験価値の向上や組織・経営の改革までには至りません。まさに、経営者やマネジメント層、そして、社員一人ひとりといった「全社員・全組織人のマインドセット」の中にHCD価値をインストールすることが求めらる時代となったのです。本講演では、HCDの全社員教育の根拠となる「HCDマネジメント」について詳説いたします。
講師プロフィール:篠原 稔和氏(HCD-Net 理事長)ソシオメディア株式会社 代表取締役。これまでに「情報デザイン」や「ユーザーエクスペリエンス」にかかわる数多くの著書や翻訳書を紹介しながら、大企業・中小企業から政府・自治体に至るまでの実務におけるソリューション活動に従事してきている。現在、 「デザインマネジメント」の重要性を多角的に探求するための「デザインマネジメントシリーズ」を展開中。近著に、「HCDの領域」と「デザインマネジメントの領域」とをつなげるための教科書『人間中心設計におけるマネジメント』(近代科学社、2022)がある。 特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)理事長、国立大学法人 豊橋科学技術大学の客員教授、豊橋市 行政デジタル化アドバイザー、総務省 技術顧問などを歴任。
16:30~16:55
パネルディスカッション
パネラー:篠原・水本・河野
16:55~17:00
閉会のごあいさつ 前田 哲也氏(HCD-Net 関西支部 事務局長)
■対象HCDコンピタンス:
A1.調査・評価設計能力
A2.ユーザー調査実施能力
A3.定性・定量データの分析能力
A4.現状のモデル化能力
A8.製品システム・サービスの要求仕様作成能力
A10.デザイン仕様作成能力
C4.手法・方法 論開発能力
参加申し込み方法
以下のURLからお申込みください。※Peatixのアカウント登録が必要です。
https://peatix.com/event/3282822
注意事項
■領収書および請求書について:
※クレジットカードのご利用明細書、金融機関の払込受領書もしくは払込完了画面、Peatix発行の受領データをもって領収書に代えさせていただきます。
※Peatix発行の領収データについてはこちらをご参照ください↓
http://help.peatix.com/customer/portal/articles/221024
※請求書の発行はお受付いたしかねます。
■キャンセルについて:
・キャンセル前提のお申込みはご遠慮願います。
・やむを得ずキャンセルが必要となった場合は、8月31日(水)17:00までにお申し出があった場合はキャンセル手続きを承ります。それ以降のキャンセルにつきましてはお受け出来かねますので、何卒ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。
・キャンセル時の返金につきましては、Peatix Help「チケットをキャンセルしたい」をご参照ください。
■賛助会員の皆さまへ:
・2名まで「HCD-Net賛助会員」種別にて参加可能です。3名以降の方は「一般」種別となります。
・予め2名様を社内にてご調整をお願いします。3名を超えた場合は、再度「一般」にてお申し込み手続きを行っていただきますのでご了承をお願いいたします。
■PayPalをご利用される方へ:
PayPalから支払い承認のメールが届いても、その段階ではまだお申込みが完了しておりません。
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