セミナー・サロン

本セミナーは、約40名のお申込みを頂きました。厚く御礼申し上げます。
イベント冒頭に2022年4月に制定されたHCD専門家倫理規範(第1版)について同検討ワーキンググループの早川誠二氏から紹介がありました。セミナー本編では、「事例で学ぶ 人を扱う工学研究の倫理」の著者である福住伸一氏によって、同著で取り上げた様々な事例の中からHCD実践と関連の深い事例を中心に解説して頂きました。講演後の質疑応答では、ご出席いただいた参加者と講師との間で、より深い議論が展開されて盛会のうちに終えることができました。
本委員会主催イベントとして久しぶりとなる対面でのイベントであり、初のハイブリッド方式でのイベントとして開催しました。今後も多くの会員の皆様にご参加頂けるイベントを企画してまいりますので、ご期待ください。


人間中心設計では、おもに調査および評価の活動において、人にまつわる様々な情報を収集することが多いと存じます。このような調査および評価を計画して実施するにあたり、人間中心設計の実践者として押さえておくべき倫理面での配慮について様々な事例を用いて解説した一冊「事例で学ぶ人を扱う工学研究の倫理」がこのほど刊行されました。これを記念して、著者の一人である福住伸一氏をお招きし、同著の紹介とその活用方法について解説していただきます。製品・サービスの開発設計および研究において、調査・評価を行う際に留意すべき事項を学べる貴重な機会です。

本セミナーは、会場とオンラインとを繋いで同時進行するハイブリッド形式で開催します。また後日、見逃し配信も行います。ご自身のご都合に合わせて視聴方法を選択できますので、多数のご参加をお待ち申し上げます。

なお、会場では書籍の販売は行っておりません。各自でご入手いただきますようお願いします。書籍情報は、以下をご参照ください。
https://www.kindaikagaku.co.jp/book_list/detail/9784764960480/

■日時:2023年3月14日(火) 17:00-18:30(16:45受付開始)

■開催方法:会場およびオンライン(Zoom)でのハイブリッド方式 ※見逃し配信あり(期間限定)

■会場:スクエア荏原 3F 中会議室(東京都品川区荏原4-5-28)
https://www.shinagawa-culture.or.jp/square/access.html

■主催:HCD-Netビジネス支援事業部「利用時品質」普及委員会

■定員:会場20名、オンライン70名(先着順)

■参加費:
HCD-Net会員(会場):3,000円
HCD-Net会員(オンライン):3,000円
一般(会場):4,000円
一般(オンライン):4,000円

■プログラム:
16:45    受付開始
17:00    はじめに
17:05    講演(70分)
18:15    質疑応答(15分)
18:30    終了

■講師:福住 伸一氏(国立研究開発法人理化学研究所)
2018年より現職。工学博士(慶應義塾大学)。認定人間工学専門家、認定人間中心設計専門家。科学技術の社会受容性の研究、ヒューマンインタフェースの心理学的・生理学的研究および人間中心設計プロセス関連の研究開発に従事。ISO
TC159(人間工学)/SC4(ヒューマンシステムインタラクション)国内委員会主査および国際エキスパート。ISO/IEC
JTC1/SC7(ソフトウェアエンジニアリング)Quality in
Use(利用時品質)国際エディタ。2020年よりISO TC159/SC4-ISO/IEC JTC1/SC7
Joint Working Group28(Common Industry Format for
usability:ユーザビリティのための産業共通様式)国際WG共同議長。

■対象者:HCD-Net会員全般、HCD/UXDの実践者

■対象コンピタンス:
A1:調査・評価設計能力
A2:ユーザー調査実施能力
A12:ユーザーによる評価実施能力

HCD専門資格コンピタンスマップ(2022年度)
https://drive.google.com/file/d/1infg-prjIcplr556fpGlFMY5DwJfppxe/view


セミナー・サロンレポート ※研究発表会は「研究会」ページをご覧ください

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動画チャンネル

一部の講演は動画チャンネルで見ることができます。

HCD-Netで人間中心設計を学ぶ

HCD-Net(人間中心設計推進機構)は、日本で唯一のHCDに特化した団体です。HCDに関する様々な知識や方法を適切に提供し、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会づくりに貢献することを目指します。

HCDに関する教育活動として、講演会、セミナー、ワークショップの開催、 HCDやユーザビリティの学習に適した教科書・参考書の刊行などを行っています。