セミナー・サロン

”DX”の原義と世界の先端企業の事例、およびDXを推進するアプリ等をデザインするための技術”OOUI”の基礎についてのセミナーを開催します。

■日時:2024年2月13日(火)14時30分~17時00分 (受付開始:14時00分~)

■会場:カラビナテクノロジー株式会社 

■主催:特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)

■協力:カラビナテクノロジー株式会社(福岡県福岡市中央区渡辺通5丁目23-8 サンライトビル3F)

■定員:35名

■参加費:2,000円(HCD-Net会員/賛助会員)、3,000円(一般)

■参加申込方法:下記よりお申込みください。
https://peatix.com/event/3804465/

■プログラム
14:00-14:05 開会のごあいさつ(HCD-Net副理事長/関西支部長 水本 徹氏)
14:05-15:45 講演①「”DX”の原義と世界先端企業の事例」篠原 稔和氏(HCD-Net 理事長/ソシオメディア株式会社 代表取締役) 
15:45-16:00 休憩
16:00-16:45 講演②「DXを推進するアプリ等をデザインするための技術”OOUI”の基礎」水本 徹氏
16:45-17:00 質疑応答

■講演内容詳細
講演①「”DX”の原義と世界の先端企業の事例」
 DX(デジタルトランスフォーメーション)の「デジタル」とは、「デジタル技術」であり、「デジタル技術を活用すること」をさしています。特に、デジタルを介したコミュニケーション手段の基盤となるインターネット技術が、あらゆるモノに接続される「IoT(Internet of Things)」の時代となって、ヒトとヒトのみならず、ヒトとモノ、モノとモノとをソフトウェアを介してデータ接続できるようになった状態も含みます。
 一方で「トランスフォーメーション」とは何でしょうか。たとえば、蝶が「イモムシからサナギ」、「サナギから蝶」へと状態変化していくことがあげられます。ここでは、生命の生き残りや成長を遂げるために環境に最適化していくことが含まれるのです。急激な環境や市場の変化に対し、デジタル技術を使うことで企業や事業の根本的な変容を遂げるDX。そこでは強い意志をもったリーダーが、社員や外部パートナーと一体となることで、新しい事業と対応できる組織への変容が生まれるのです。
 皆さんもDXという言葉を耳にされて久しいことでしょう。2018年に経済産業省の「DXレポート」が発表され既に5年が経ちました。既にその取組みを始めておられる方もいるかもしれません。本セミナーでは、DXの原義から世界の先端企業の事例を通して、DXへの取組のはじめの一歩を解説します。

講師プロフィール:
篠原 稔和氏(しのはら としかず)
・NPO法人 人間中心設計推進機構 理事長 / ソシオメディア株式会社 代表取締役 / 豊橋技術科学大学 客員教授 / 総務省 技術統括アドバイザー(デザイン推進担当)
・HCD(人間中心設計 / 人間中心デザイン)やUX(ユーザー体験)、デザイン思考、情報デザイン、デザインマネジメトを専門に、デジタルデザインに関する戦略コンサルティングの活動やDX企業に関わるリサーチ活動に従事している。著書に『人間中心設計におけるマネジメント』(2022)、監訳書に『カオス・マネジメント:デザインによるデジタルガバナンスの理論と実践』(2023)他多数。

講演②「DXを推進するアプリ等をデザインするための技術”OOUI”の基礎」
 企業のDXを推進するために様々なアプリが開発されていますが、オブジェクト指向のUIデザイン手法はGUI アプリをデザインする際の基本的なテクニックであり、今さらそこに名前をつけるのもおかしいほど、ソフトウェアのデザイナーであれば十分に習得していなければならないものだと考えています。しかしその手法について正面から解説した文献は少なく、デザイナーやプログラマーの間ではあまり理解されていないようです。特に、業務アプリケーションの企画者や設計者の間でほとんど知られていません。
 オブジェクト指向のUI構成に変えるだけで、使い勝手などを劇的に改善することができます。デザインはトレードオフの集合であり、常に有効なテクニックというものはほとんどありませんが、オブジェクト指向UIへの転換だけは、半ば機械的に行えることでもあり、銀の弾丸と言ってもよいほど汎用的で強力なUI改善法なのです。本セミナーではOOUI(オブジェクト指向ユーザーインターフェース)の考え方の基本を解説します。

講師プロフィール:
水本 徹氏(みずもと とおる)
・ゲームメーカーや医療機器メーカーなど幅広い業務分野で、人間中心設計やUXデザインを用いて顧客満足度の高い製品を開発した経験を活かし、現在は組織への人間中心設計プロセスやUXデザインの導入コンサルタントとして活躍中。
・和歌山大学 博士(工学)、人間中心設計推進機構 認定人間中心設計専門家、日本人間工学会 認定人間工学専門家、HCDベストプラクティスアウォード2016 最優秀賞。人間中心設計やUXデザインに関する学会発表や講演も多数。
・人間中心設計推進機構 副理事長 / 関西支部長、日本人間工学会 人間工学専門家認定機構幹事、成安造形大学非常勤講師(情報デザイン実習:UI / UXデザイン)

【注意事項】
■領収書および請求書について:
※インボイス対応の領収書をご希望の場合は、申込フォーム上で領収書の宛名をご記入ください。イベント終了後1週間以内にメールにて送ります。
※Peatix発行の領収データについては下記をご参照ください(Peatix発行の領収書はインボイスに対応していません)
http://help.peatix.com/customer/portal/articles/221024

※請求書の発行はお受付いたしかねます。

■キャンセルについて:
・キャンセル前提のお申込みはご遠慮願います。
・やむを得ずキャンセルが必要となった場合、キャンセル期限「2月9日(金)17:00」までにお申し出があった場合のみキャンセル手続きを承ります。それ以降のキャンセルにつきましてはお受け出来かねますので、何卒ご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。
・キャンセル時の返金につきましては、Peatix Help「チケットをキャンセルしたい」をご参照ください。

■PayPalをご利用される方へ:
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動画チャンネル

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HCD-Netで人間中心設計を学ぶ

HCD-Net(人間中心設計推進機構)は、日本で唯一のHCDに特化した団体です。HCDに関する様々な知識や方法を適切に提供し、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会づくりに貢献することを目指します。

HCDに関する教育活動として、講演会、セミナー、ワークショップの開催、 HCDやユーザビリティの学習に適した教科書・参考書の刊行などを行っています。