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企画:特別非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)
オーガナイザー:浅野智(HCD-Net)
講師:尾崎 洋(岡山県立大学)・脇坂 義則(楽天)
今回のワークショップは、日本全国の教育機関で行われているUXD(ユーザー体験のデザイン)手法の研究を俯瞰し議論したいと考え、大会で発表を控えた院生や見学に来た学部生を対象に行ったものである。
内容としては、UXDの中でも重要な位置にある、ユーザーの体験をコンテクストで表現する手法であるカスタマージャーニーマップ(以下CJM)の講義と作成を3時間で行った。
参加者7名(院生3名・学部生4名)が2チームに分かれ、各自が今まで体験者した「最悪の旅」を話し合い、その中から一つを選びCJM化した。
流石に、自らこういったワークショップに参加して来る学生は意識が高く、非常にスムーズに制作が進んだ。
講評会も、タイトなスケジュールの中で活発な議論が交わされた。特に対象者である学生よりも、見学に訪れた社会人、教員の方が多かったのが興味深く。新しい協調的な学びのスタイルとしてワークショップが注目されていることを実感した。
次年度に向けて、引き続き学生を対象としたワークショップを行って行きたいと考えている。今回の反省から、研究発表直前の院生だけでなく、学部生や社会人、教員なども含めた混成チームでのワークショップも視野に入れて計画したい。
既に次年度会場である公立はこだて未来大学の教員の方々とは打ち合わせが始まっており、今回参加されなかった方々も、是非スケジュールに入れておいて頂けるとありがたい。
謝辞:
研究発表で忙しい中、本ワークショップに学生を派遣下さいました京都工芸繊維大学・小樽商科大学院大学・芝浦工業大学・関西大学・大阪芸術大学の各指導教官の皆さまに、心からお礼を申し上げます。
以上
■企画
特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)
■テーマ
ユーザー体験をデザインする
■概要
人間中心設計推進機構(HCD-Net)では、日本全国の教育機関で行われているUXD(ユーザー体験をデザイン)手法の研究を俯瞰し議論したいと考えています。全国の情報デザイン系学科・研究室の学生が、共に協調的に学び交流することにより、更にその議論を深めればとワークショップを企画しました。
今回は、研究者だけではなく最前線の現場で実践を行っている方を講師に迎え、ユーザー体験を記述しソリューションを導き出す技術としてのカスタマージャーニーマップを学びます。
■タイムスケジュール
講義と課題説明 30 分
カスタマージャーニーマップの作成 2 時間
プレゼンテーションと質疑応答 30 分
■登壇者
オーガナイザー:浅野 智(人間中心設計推進機構)
講師1:尾崎 洋(岡山県立大学)
講師2:脇坂 義則(楽天)
■参加資格
HIS2014 参加の大学(学部・大学院)で情報デザイン系の学科・研究室に所属する学生、或いはそれと同等の知識を有する学生。(不明の場合は要相談)
※見学をしたい教員・研究者・社会人は、基本的には出入り自由。特にプレゼンテーションには積極的にご参加ください。
■会場:京都工芸繊維大学(松ヶ崎キャンパス)
■定員:20名(先着順)
■参加費:無料
■参加申込締切日:2014年9月5日(金)
■応募方法
タイトルを「HIS2014 学生UXDワークショップ参加申込」として、以下の内容をhcdnet_registration@hcdnet.org までご連絡ください。
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所属:
学年:
氏名:
メールアドレス:
連絡先電話番号:
指導教官名:
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定員を超えた場合は、人数調整を行う場合があります。