セミナー・サロン

8月28日から30日の3日間、函館で人間中心設計推進機構が後援する情報デザインフォーラムが開催されました。
参加者は、地元函館の公立はこだて未来大学、札幌、八戸、東京の学生、教員、社会人と、総勢39名の規模となり。 講師は原田泰・岡本誠・安井重哉(はこだて未来大学教員)、上平崇仁(専修大学教員)、木村博之(チューブグラフィックス代表)、本機構から議委員の脇阪善則評(楽天)が参加致しました。

今回のワークショップのテーマは「2020年のはこだて未来生活」。未来の函館での短期滞在(4~8年程度)を支援する提案です。
函館は日本を代表する観光地でありながら、他の地方都市と同様に都市としての体力が落ち、人口減少や超高齢化といった課題を抱えています。これらの課題を抱える函館を、「課題解決型」の発想ではなく、自分たちの住みたくなる街の理想を描く「妄想駆動型」での街づくりのための提案を行おうという企画です。

ワークショップの参加者は、フィールドワークを通じて、リアルな函館を体験し、自身の体験をインフォグラフィックスとして視覚化しました。更に、これらの体験をもとに、未来の生活空間としての函館ライフを表現する図や模型を作成し、最終成果として発表しました。

最後の成果報告では、観光客や地元の市場、街場のカフェといった場所を題材に、函館を活性化させるためのプロダクトやサービス、プログラムを提案し、インフォグラフィックや模型、あるいはアクティングアウトなどを駆使して、アイディアを提案しました。

充実した夏休みの集中ワークショップとなり、参加者一同大満足で帰途につきました。

 

■情報デザインフォーラムin函館リフレクションムービー(You Tube)
http://youtu.be/cNhNtfv1KOw

 

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HCD-Netが後援する情報デザインのワークショップが函館にて3日間連続で行われます。

北海道で学ばれる社会人、学生の皆さんは、是非ご参加ください。
HCD-Netからは、評議委員の脇阪善則氏(楽天)が参加しワークショップの講師を担当します。

■はじめに:

書籍「情報デザインのワークショップ」発行記念として、函館で情報デザインのワークショップを開催します。夏休みの避暑をかねて、デザインの知と技を深めるワークショップにぜひご参加ください。

■内容:
観光じゃない!函館
生活空間としての函館の価値を発見し、それを資源としたユーザー体験を妄想してみましょう。自身の体験をインフォグラフィックスとして視覚化、さらにその表現をフレームワークとして、未来の生活空間としての函館ライフを描いてみます。

 

■イベントタイトル:第14回情報デザインフォーラムin函館
書籍「情報デザインのワークショップ」出版記念

■日時:2014年8月28日(木)~30日(土)

■会場:公立はこだて未来大学および函館市西部地区

■主催:情報デザインフォーラム

■共催:日本デザイン学会情報デザイン部会(Info-D)

■後援;NPO法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)

■イベント詳細:http://kokucheese.com/event/index/191908/

■参加申し込み方法:https://ssl.kokucheese.com/event/entry/191908/


セミナー・サロンレポート ※研究発表会は「研究会」ページをご覧ください

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動画チャンネル

一部の講演は動画チャンネルで見ることができます。

HCD-Netで人間中心設計を学ぶ

HCD-Net(人間中心設計推進機構)は、日本で唯一のHCDに特化した団体です。HCDに関する様々な知識や方法を適切に提供し、多くの人々が便利に快適に暮らせる社会づくりに貢献することを目指します。

HCDに関する教育活動として、講演会、セミナー、ワークショップの開催、 HCDやユーザビリティの学習に適した教科書・参考書の刊行などを行っています。